まゆげちゃん!

新刊絵本「まゆげちゃん」ができました。
どうぞよろしくお願いいたします。
絵本ナビさんの全ページ試しよみ&限定サイン本にも登場していますので、
ぜひ中を見てみてください!

おとうさんのまゆげは、ふとくておおきいまゆげちゃん。
おとうさんがおこると まゆげちゃんも…
お父さんだけでなくお母さんも、
園でみなさんといっしょに読んでいただくのも、楽しいのではないかなと思います。
その際にはぜひ、まゆげちゃん体操をして、顔を動かしてあそんでみてくださいね。

Category: 絵本

がっこうにんじゃえびてんくん

はじめて幼年童話の挿絵を描かせていただき、新しい本ができました。
作者は村上しいこさんです。テンポよくおもしろく
元気でかっこいいえびてんくんのお話。ぜひみてみてください!

 

がっこうにんじゃ えびてんくん
「がっこうにんじゃ えびてんくん」
村上しいこ ・作 / 真珠まりこ・ 絵  岩崎書店
¥1000(税別)

小学校低学年向き幼年童話。
クラスメート・えびてんくんは、本物の忍者なんだ!
見習いになったぼくは、なつみちゃんが学校に来なくなった理由を、えびてんくんと探ることに。
そこに現れたのは…。

 

Category: 絵本

「もったいないばあさん」第3回ようちえん絵本大賞

「もったいないばあさん」が第3回ようちえん絵本大賞に♪

最近出版された絵本の中から、「新しい絵本をみつけよう」をテーマに、
“子どもに読み聞かせたい絵本”、
“お父さん・お母さんに読んでほしい・お勧めしたい絵本”を選考の基準として、
財団法人全日本私立幼稚園幼児教育研究機構・調査広報委員会が選考。
特別賞3作品を含む16冊の絵本が第3回ようちえん絵本大賞に選ばれました。
「もったいないばあさん」もその中の1冊に選んでいただき、とても光栄です。
本当にありがとうございました!!

 

HPを拝見すると、2010年の第1回のようちえん絵本大賞にも
11〜20位の中に選んでいただいていました。知らなかった@o@/
第1回目は、全国の私立幼稚園約8000園の先生方の投票で選ばれているんですね。
ますます@o@/

はらぺこあおむし、ぐりとぐら、はじめてのおつかい、三匹のやぎのがらがらどん、
ぐるんぱのようちえん、おしいれのぼうけん、おおきなかぶ、どうぞのいす、
わたしのワンピース、ねずみくんのチョッキ(以上10位までが大賞)…
てぶくろ、こんとあき、めっきらもっきらどおんどん、
の次が、もったいないばあさん!
そして、
かいじゅうたちのいるところ、そらまめくんのベッド、くろよんのくろくん、
エルマーのぼうけん、おおきなおおきなおいも、きょだいなきょだいな(以上11〜20位)

このすごいラインナップの中に、
もったいないばあさんが先生方の投票によって入れていただいていたなんて…
それを知らなかったなんて…
もったいなかったすぎる!
投票してくださった皆さま、本当にありがとうございましたm(_ _)m
感謝の気持ちでいっぱいです;;

Category: 絵本

おむすびころりん♪

「おむすびころりん」ができました!

「おむすびころりん」令丈ヒロ子・ぶん/真珠まりこ・え/講談社

チューたちがかわいい、悪いおじいさんもいいと好評です。
作の令丈ヒロ子さんは、「若おかみは小学生」シリーズで大人気の作家さん。
「メニメニハート」と「パンプキン!模擬原爆の夏」いただいて読ませていただきました。
失礼ながら、さすがうまいしおもしろい。作家さんの頭の中はどんな風になっているんだろうなあと思いました。
「おむすびころりん」もテンポよく、小さい子にもわかりやすく楽しいです♪

この本は、ぜひ祖父江慎さんデザインの見返しも、忘れずにみていただきたい本です。
白地の紙の上に、ねずみの白をのせてこだわりの上質感あり。POPでかわいくてしかも上品。
本文の白も、おもちの白とおじいさんのひげの白とねずみの白は同じ白にしましょうか、
それともそれぞれ違う白にしましょうかとこだわっておられました。
よーくみると、ねずみの白と、おもち&おにぎりの白はちがう白なんです。
食べものの白は少しあたたかみのある白の方がいいですよねとのこだわりでした。
おじいさんの髪とひげとまゆげは、絵の具の白。チューたちは紙の白がベース。
おにぎりはその白に少しあたたかみをプラス。白はこんなにおしゃべりだったんですね。

★さて、このおむすびころりん、ただいま絵本ナビにてレビューコンテスト実施中。
オリジナル原画やポストカードなどのプレゼントがあります。ぜひご応募ください!
2012年4月4日まで。
「おむすびころりん」の他、「ももたろう」「はなさかじいさん」もあります。
全ページ試し読み&それぞれの画家による朗読映像もあり。武田美穂さん、松成真理子さんと私です。
よろしくお願いします♪

Category: 絵本

Year of the Dragon と魅惑の音楽団♪

2012年になりました。
イヤーオブザドラゴン!龍が天に昇るように、いい年になりますように。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

1/15(日)は、藤沢で魅惑の音楽団のコンサートがあり、
私とサトシンさんも伺って、さんぽのき♪を歌いました。
といっても私は、声のでない音域なので…ほんとにちょっとしか歌ってないんですけど…
(それなのにステージに上がってすみません^^;)
サトシンさんは上手でした。そして、中学生もコーラスに参加して歌ってくれました♪

 


photo by Tatsushi Mochizuki

魅惑の音楽団の演奏は、本当に本当にすばらしかった!!
それがどんなにすばらしかったか言いたくて
興奮冷めやらぬうちにと思い、重い腰をあげて、今年初めてのブログを書くことにしました。

「さんぽのき」の歌の作曲家・安田しん二さんと外山和彦さんの「魅惑の音楽団」は、
ジャンルの違う一流のミュージシャンが集まって、世界中の楽器と音楽を融合させて演奏する楽団です。
メンバーは、その分野ではこの人と言われる第一人者の方々がいらして、一流のプロのミュージシャンばかり。
オーケストラで演奏されているクラシックの弦楽四重奏の方がたもいれば、
ばりばりロックのエレキギター&ベース、インカやアンデスの楽器ケーナ、中国の二胡、
篳篥(ひちりき)や笙(しょう)の雅楽器、尺八などもあり、
パーカッションはドラム以外にもお二人、こんなにいろんな楽器があるんだと思うほど
たくさんの音が折り重なって、そしてそれが、1+1=2以上の効果を生み出して、
深みのある音楽を創っていく。
クラシック、ロック、民族音楽、和楽のプロが集まって、みんなで一緒に演奏するっていうことが、
魅惑の音楽団の魅力で、他にこんなことしている人たち、めったやたらにはいないそうです。
しかもみんなその道では一流のミュージシャン。ほんとにかっこよくてすばらしいコンサートでした。
最後に演奏された「ヤダ…ぼくらは負けない」という歌は、「さんぽのき」と同じメロディ。
元々こちらの歌が最初にありました。
これを作った前田さん、外山さん、安田さんの思いが伝わって来て、心に響き、とても感動しました。
満席で立ち見の方もいましたが、もっともっとみんなに観てほしかった。。。
次回の演奏会はぜひお見逃しなく。

 

魅惑の音楽団のメンバーがどんなにすごい方々か、見てください!
*****************************

●工藤美穂さん:1stバイオリン
桐朋学園大学音楽学部卒業後フランスに渡り、ヨーロッパ各地でソリストとして演奏。ミュージカルや首相官邸晩餐会での演奏など幅広い場で活躍。

●小原直子さん:2ndバイオリン
東京芸術大学別科バイオリン専修、国立音楽大学器楽科卒業。バイオリンの他に、ビオラ、チェロ、二胡もこなすマルチストリングスプレイヤー。クラシック以外にも、ミュージカル等様々なジャンルで活動している。

●佐藤雅子さん:ビオラ
桐朋女子高等学校音楽科から、同大学音楽部バイオリン科へ。卒業後ビオラに転身。ヨーロッパ各地で室内楽の演奏活動。現在は、音楽仲間RUHE、アンサンブル・テルツェット、ポピュラーバンド、Walnutsなどの活動にも参加。

●井上とも子さん:チェロ
桐朋学園大学音楽学部卒。台湾の音契管弦楽団の首席チェロ奏者・ソリストとしての客演や、メキシコ政府招聘によるコンサートをメキシコ各地で開催。国際的にも高い評価を得ている。

●汪成 さん:二胡
国際芸術交流フェスティバル公演でデビューし、NTTドコモコンサートやCM音楽に参加。中国政府奨学生として北京中央音学院に留学。中国上海古典民族音楽コンテスト3位。

●稲葉明徳さん:篳篥、篠笛、龍笛、笙、サックス
19歳で雅楽界最高峰の「東京楽所」に抜擢される。NHK大河ドラマ(今の平清盛も)や黒沢明監督「夢」などTV、映画での演奏の他、ベルリンフィルハーモニックホールにソリストとして立った唯一の日本人でもある。世界各地で演奏活動。

●菱本幸二さん:ケーナ、シーク、チャランゴ、ボンボ
ボリビアでチャランゴの第一人者であるエルネスト・カブールに認められグループに参加。日本ではもちろん、本場ボリビアでも、トップ・プレイヤーとして君臨。

●パトリック・ハラランさん:トロンボーン、尺八
アメリカ・オハイオ州出身。秋吉敏子のビック・バンドのトロンボーン奏者でありながら、尺八は東京芸大で学んだ腕前。

●長谷川友二さん:ギター、マンドリン、バリトン・ウクレレ、ボーカル
セッションギタリストとして、篠原涼子、ルクプル、鈴里真帆、沢田研二、本田美奈子など数々のアーティストをサポート。ロックからジャズ、ボサノバ、クラシック、フォーク、フラメンコ等幅広く演奏し、年間100本以上のライブをこなす。

●今泉洋さん:ギター、マンドリン、アイリッシュ・ブズーキ
約30年間、常に第一線のスタジオミュージシャンとして活躍。一時の日本のポップスで、ロック系のギターソロの大半は彼だったこともあった。アニメなどへの楽曲提供も多い。また、尾崎豊のアルバムのプロデュースなど幅広く活動。

●外山和彦さん:指揮、エレクトリック・ピアノ
作編曲家。バークリー音楽大学に留学し、首席で卒業。NYやLAで活動ののち帰国。数多くのCM、TV、ミュージカルの音楽を担当し、「ファイナルファンタジー」などゲーム音楽のオーケストラ版CDのアレンジが評判となる。魅惑の音楽団の楽曲アレンジも担当。

●吉岡よすおさん:E.&A.ベース、ギタロン、ギター、ウクレレ
ベンチャーズのノーキー・エドワーズのサポートを始め、鈴木康博(オフコース)、山本潤子、細坪基佳(ふきのとう)、シモンズ、はしだのりひこ、大野真澄(ガロ)、岸田智史と言ったフォーク系のアーティストとも多数共演。エレキ・ベースの他にも、アコースティック・ベース・ギターやアップ・ライト・ベース、メキシコの民族楽器ギタロンなども弾きこなす、マルチ・ベーシスト。1/15のライブには残念ながら欠席。

●椎名邦仁さん:E.ベース、ギター、シタール、ウクレレ、コーラス:
ニューヨーク市立大学で作編曲を学ぶ。LAにてCMの音楽プロデュースに携わり、ジェームズ・ブラウン、ローリングストーンズ、クレモンティーヌ、Earth Wind & Fire、ホリー・コール等数々の国内外のアーティストとセッション。平原綾香、J-Friends、V6などに楽曲を提供。また、CM、劇伴作家として多数の映像音楽を作編曲している。

●宗像仁志さん:パーカッション、ベース
18歳からプロのパーカッショニストとして活動。作編曲家としても、SMAP、KinkiKids、TOKIO、嵐、滝沢秀明、島谷ひとみ、TRFなど、人気アーティストの作品を多数手がけている。

●伊勢友一 さん:クラシック系打楽器
ソロ、室内楽、オーケストラにおいて幅広いジャンルのコンサート、レコーディングに出演し、坂本龍一の演奏活動にも参加。また、作曲家として打楽器音楽、現代音楽性をとりこんだ新しい作品を作っている。

●安田しん二さん:ドラムス、カホン、チャランゴ、テナー・ウクレレ、ボーカル
ハードロックドラマー、スタジオヴォーカリストを経て25歳で作曲家に転身。SMAP、近藤真彦、森高千里、嵐、浅香唯、少年隊等数多くのアーティストに作品を提供。少年隊のミュージカル「PLAYZONE」ではメインテーマソングを担当。現在シンガポールの映画音楽を製作中。

 

 

以上魅惑の音楽団のみなさんでした♪

「さんぽのき」の作詞家の前田たかひろさんのお友だちの矢野さん、サトシンさんからお写真いただきました。ありがとうございました!
チラシのスキャンは自分でやってみたけど、やっぱりうまく見えないかな↑(・_・;

 

打ち上げで、さんぽのき♪チームのみなさんと↓
右は、作詞家の許瑛子さん。デビュー作は明菜ちゃんの「サンドベージュ」だそうです。よく歌ってました♪

「さんぽのき」前田たかひろ・原作 サトシン・文 真珠まりこ・絵 文溪堂
歌のCDつき♪「さんぽの木」前田たかひろ・作詞 外山和彦&安田しん二・作曲
魅惑の音楽団の演奏! CDの製作:コロムビアレコード
この本およびCDの著作者印税100%を、東日本大震災で被害にあわれた方がたへの支援金として寄付させていただきます。
絵本ナビのページ

 

Category: イベント , 絵本

乙武洋匡さんと/dandanの対談

講談社絵本通信の情報誌【dandan】vol. 25号ができました。
今回は、先日の乙武洋匡さんとの対談記事が、掲載されています。
テーマは、「これが絵本の底ぢから」
そして、全国訪問おはなし隊14000回記念に同行して、私も宮城へ伺った際のレポートも。

 

 

絵本の底ぢから…

前向きに生きて行くためには、希望が必要で、希望をもつためには、心がうごく体験が必要。
同じ場所に暗く重い心でいると、そのまま動けない気がしてきます。
絵本は、心がうごく体験をする手段のひとつ。
だれでも手軽に、ページをひらくだけで、お話の世界に入ることができます。
わくわくしたり、どきどきしたり、じーんとしたり…
心が動く体験があれば、また動き出そうという気持ちになれると思うんです。

乙武さんからは、仙台での始球式のこと、石巻市の渡波小学校で、
FUNKISTと演奏をされたお話なども伺いました。
音楽や、スポーツを通して、メッセージを楽しく伝えられるって、すてきですね。
からだも心もたくさんうごかして、豊かな人生を送ってほしいです。

 

 

3/11のあと、すぐに被災地に行ってボランティア活動できないことに、申し訳なさや、
あせりや無力感を感じていました。
乙武さんも、自分が行っても足手まといになると思っておられたとのこと。
あの被災地の映像を見たら、だれだってすぐにとんで行って、できることはなんでもしたい
と思ったと思う。
だけど、子どもがいたり仕事があったり、何かしらの事情でとんで行けなかった。
私もそう。すぐに行けないことに罪悪感を感じていました。

そんなとき、乙武さんの本「希望 ーぼくが被災地で考えたことー」を読んで、
それぞれができるときに、できることをすればいい。役割分担だから。…と言っていただき…
頭ではわかっていたけれど、本当にそれでいいんだと納得。安心しました。

 

私は、乙武さんは「希望」をわかりやすく体現している方だと思います。
身体のない部分が多い乙武さん…
健常者がある日突然そうなったら、その人は絶望してしまうかもしれない。
けれども、こんなにも生き生きと輝いて、毎日を楽しんでいる乙武さんに会うと、
自分もまたがんばろう、やってみようと希望を感じ、勇気がでてくるんだと思う。

 

紙面に掲載されたこと以外にも、いろいろなお話を伺いました。
その中には、皆さんにとっても、生きるヒントになるのではと思うことも。
乙武さんは、本当に毎日楽しそうで、
「よくそういわれるんですよ^^♪」って笑うけど、
特別なことではなくて、ただすきな人と話をしたり、ごはんを食べたり…
そういうことが楽しいんだそうです。
なんとなくそうなんじゃないかなって思うんですけど?って聞いたら、そうです♪って。

 

「子どもたちにとって家庭はとても大切」という話もしました。
自分の存在に肯定感と自信をもって生きていくために。命の大切さがわかるために。

 

 

11/23掲載の毎日新聞連載コラム「もったいないばあさん日記」に、乙武さんとお話したことのエッセンスをこめました。↓クリックすると大きくなるので、読んでみてくださいね。

 

この文の最後のことば
「もしも、自分が死んでも悲しむ人なんて誰もいないと言う子がいたら、
私がすごく悲しむよと言って、いっしょに泣きたいよ」というのは、
「自分が死んだって悲しむ人なんかだれもいないと言う人に、なんておっしゃいますか?」
と聞いた時に、「ぼくが悲しむと言います」との乙武さんの答えでもあります。
もったいないばあさんならこう言うだろうと私もずっと思っていたことですが、
コラムの中にはそこまで書けず、すみません。せめてブログにと思い、今書いています。

乙武さんは、明るくてやさしくて、謙虚で真摯。
思いやりと感謝の気持ちがあって、常に子どもたちのことを一番に考える愛がある。
もったいないばあさんがいつも大事に思っていることを
ながなが説明しなくてもわかってくださると感じました。
お話しできて、本当にとてもうれしかったです。

 

最後に、
「もったいないばあさんと何かいっしょにできたらいいですね。
いっしょにすることで、よりよくなる何か」と乙武さんが言ってくださったのも、
すごくうれしかった!いい企画をぜひどうぞ、よろしくお願いします!

 

 

↑「dandan vol.25」の対談記事も、機会がありましたらどうぞご一読ください。
dandanは、おはなし隊のイベントで無料配布するほか、下記の方法でご購読いただけます。:

●〒ご住所、お名前、TEL、年齢、性別、ご職業、【dandanの希望号名=対談が載っているのは25号】を書いて、1部につき200円の切手を同封のうえ、dandan編集部へお送りください。
〒112−8001
東京都文京区音羽2−12−21
講談社 児童局 「dandan」編集部
TEL: 03−5395−3533

●dandan vol.25 表紙は、「でんせつのきょだいあんまんを はこべ」
サトシンさん作/よしながこうたくさん絵。超大作!

 

 

★最後の最後になりましたが、
ツイッターで話題の「オトことば」も読みました!
乙武さんのメッセージがわかりやすく響く。共感できる。
ただ言いたいことを並べてるのではなくて、ひとつひとつ、短くても心のこもった
ドラマなやりとりだから。
印象に残ったのは、「以前美輪明宏さんが『乙武さんは来世は間違いなく菩薩様』
とおっしゃったのを思い出しました。素敵ですね。ニッコリ」というフォロワーさんのツイート。
私も、
乙武さんって、菩薩さまが若い人にメッセージを伝えるために今風に姿を変えたような人だなあ…
と思っていたので、やっぱり!と思いました^o^/!
あ、でも…エロなんでしたっけ^^?

 

Category: 人、対談 , 絵本 , 連載

チャリティー絵本「さんぽのき」できました!

♪いっぽ、にほ、さんぽ、さんぽのき♪
やっと出ました、さんぽのき!


「さんぽのき」 前田かたひろ・原作 サトシン・文 真珠まりこ・絵 文溪堂 歌のCDつき♪
絵本ナビのページ

 

この本の著作権印税は100%、
東日本大震災で被災された方々への支援金として、寄付させていただきます。
付録CDの著作権印税についても、作り手の皆さんから同様に。
そして、出版社さんからも売り上げの一部が寄付されます。

原画の制作にとても時間がかかるので、私は2ヶ月間この本にかかりきりになりました。
だから、チャリティーではありますが、他の拙著と同じように
愛情こめて作り、思い入れがあります。
被災された方々へのメッセージとしてだけでなく、すべての読者の方々に
かなしいときもうれしいときも、いっぽにほさんぽ、おさんぽしよう。
そしたらなんだか楽しいよ♪
と、さわやかな気持ちになれる本を作りたいと絵を描きました。
一過性のものではなく、
ながく多くの方々に読んでいただけるような本になってほしいと願っています。

最初から印税はすべて寄付するというコンセプトで作ってきたので、
私たちにお金ははいりませんが、皆さんがご購入くださるほどに、
多くの寄付をすることができます。
読んでくださる方がいてこその支援。
11/22(火)頃から、書店さんの店頭に並ぶそうですので、
どうぞみなさん、「さんぽのき」見てね!

寄付先として、
以前おはなし隊と伺った、宮城県亘理町の荒浜保育所への支援がしたいと
こどもとあゆむネットワーク」、仙台の横田やさんにご相談しました。
津波で大きな被害をうけた荒浜保育所。仮設の園舍でその生々しいお話を伺い、
子どもたちといっしょに遊んだのは、2ヶ月前のこと。
それからずっと、なにかできれば…と思い続けてきました。
ご縁のあった方々のためにお使いいただけたら、特別にうれしいです。
サトシンさんはじめメンバーの皆さん、文溪堂さん、ご理解ありがとうございます!
他の寄付先として、被災した学校へ学校図書館の本を送り、
子どもたちの手にわたるまでサポートする活動をされている、
社団法人学校図書館協議会(SLA)へ。
そして、震災遺児の教育資金や暮らしについて、継続的支援の一助ができればと思います。

 

さんぽの木プロジェクトは、
外山和彦さん安田信二さんが作られた曲に、前田たかひろさんが詩を書いて、歌ができました。
そして、サトシンさんが文、私が絵を描いて、絵本ができました。
歌のイメージで絵本を、絵本に合わせて歌を、いっしょに作っていきました。
絵本には、サトシンさんが歌う「さんぽの木」のCDがついています。
私と子どもたちのコーラスもちょこっと入っていたり♪
演奏は、安田さん、外山さんの「魅惑の音楽団」
40以上の楽器を使い、1,2,3番とアレンジの曲調も変えて贅沢なつくりになっています。
たくさんの方々の参加による、歌と絵本のコラボ「さんぽの木」プロジェクトは、やっと
絵本とCDという形になって動きだしました。
これから、この活動がどんなふうに広がっていくのか、楽しみです!

*「さんぽの木」の歌は、コロムビアレコードから発売されている「2011はっぴょう会(3)」CD
の中にも収録されています。

 

 

●毎日新聞11/20「希望新聞」にて 絵本「さんぽのき」をご紹介いただきました:


毎日jp記事のページ

 

●富山の語り部、やえもん文庫の神保さんが、小学校で絵本「さんぽのき」
を読んだ感想を送ってくださいました:

昨日、小学校で「さんぽのき」を読みました。
はるの あるひの、さんぽの き。
このページで、一人の男の子が
「いっぽ、にほ、さんぽ、さんぽのき」のヶ所を、
元気よく声を出して一緒に読みました。
すると、次のページからだんだん声が増えて来て、
最後は、ほとんどの子が声を出してました。
いっぽ、にほ、さんぽ、のところまで、じっと待っていて、
みんなニコニコと、顔をあわせながら、一斉に
「いっぽ、にほ、さんぽ、さんぽの き」!!と声をそろえるのです。
読み聞かせではなく、読み合いという感じでした。
私、感動しながら読んでました。
読んでいて気付きましたが、
子ども達は、「いっぽ、にほ、さんぽ、さんぽの き」が入っていないところも、
自分たちで、3ヶ所ほど入れていました。
昨日は、長休みの時間で、各学年が混ざっていましたので、
今度は学年ごと、全クラスで読もうと思ってます。
感謝をこめて、お礼申し上げます。

神保さん、ありがとうございました!

 

●ツイ友のYossssyさんも、いち早く小学校で読みきかせしてくださり、
感想を送ってくださいました:

「さんぽのき」読みました。
絵本が、どんな思いで、また大勢の作家さんがかかわって、やっとできた1冊・1曲なんだよ
って話も、みんなしっかり聞いてくれました。
歌も聴いてもらい、私のお手製の歌詞カード配ったのですが…
みんな初めてなのに1番から、必死に歌詞を追って自然に歌ってくれたんですよ~体ゆすって。
一所懸命合わせて歌おうとする子供たちに感激!
今では、子ども達から自然発生的にさんぽのきを歌い出すそうです。
読み聞かせ行ったクラスでは、毎日朝と帰りの会で歌ってます。
先日学校にいたら教室から歌声が聞こえてきて、思わす飛び入りで指揮しちゃいました(^^;;
ほんと、私達の周りでは「さんぽのき」がニコニコ笑顔のキーワードになっています。

Yossssyさんすごい、ありがとう!

 

そう、「いっぽ、にほ、さんぽ、さんぽのき」というフレーズが
不思議と頭と心にのこり、気がつかないうちにリフレイン♪

いっぽ、にほ、さんぽ、さんぽのき
いっぽ、にほ、さんぽ、さんぽのき
♪  ♪  ♪  ♪  ♪

Category: 絵本

「チョコだるま」絵本ナビ全ページ試し読み&限定サイン本

★「チョコだるま」が、絵本ナビさんの全ページ試し読みに登場しました!
限定50冊のサイン本もあります。

どうぞよろしくお願いします!

 


チョコだるま 真珠まりこ作・絵 ほるぷ出版
ぼくは、チョコだるま。チョコレートでできた雪だるまだから、そうよばれている。
あったかくてやわらかくて、いとおしいチョコだるまの話。

 

私自身一番大好きな作品です。
「もったいないばあさん」とは作風が違うので、「えっ真珠さんが作ったの!?」
とよく言われますが、自分ではとても自分らしい作品だと思っています。
そういえば、新刊の「さんぽのき」と作風が同じかも。
今後はこんな絵本もたくさん作っていきたいな。

このお話は、学研の雑誌に掲載されたものに書き足して、絵本としてリメイクしました。
もともと小学校4年生の女の子向けに書いたので、お話長めです。
拙著「ハートリペアショップ」
小学校4年生の女の子からお手紙をいただくことが多く、
心あたたまるお話をその年頃の子たちに… という気持ちで作りました。
小学校4年生の女の子たち、そしてそれより小さい子たち、大きい人たち、
男の子にもぜひ、みなさんに読んでいただきたい。
ホットチョコレートが飲みたくなりますよ^^/
クリスマスのプレゼントに、
バレンタインのプレゼントにも、
どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

★絵本ナビ編集長のイソザキさんが、11/16のメルマガでご紹介くださいました。
ありがとうございます!:


チョ、チョコレートでできた雪だるま・・・!?(おいしそう)

「ぼくは、チョコだるま。チョコレートでできた雪だるまだから、そうよばれている。」

チョコ好きとしては、その一文だけで取り乱しそうになります(笑)。 

 

チョコだるま
作・絵:真珠 まりこ
出版社:ほるぷ出版
税込価格:¥1,365 (本体価格:¥1,300
プリンちゃんの試し読みができます!
※全ページ試し読み公開中!!

 

特製のチョコレートがおいしいマルタさんのお店のショーウインドウにいるチョコだるま。
いつもいろんなお客さんがやってきます。恋人たちや親子、毎日やってくるおじいさん。
ある日、町のお金持ちがやってきて、ぼくを買いたいといって・・・。
寒い日のホットチョコレートのように、心あたたまる絵本です。
作者はわかりましたか?あの『もったいないばあさん』の真珠まりこさんです!
こんな可愛らしくてほわほわした雰囲気の作品もいいですよね。

 

 

 

 

 

 

★作者の真珠まりこさんが直筆サインを描いてくださいました!!

←チョコだるまくんのイラスト入り!!

【真珠まりこさん サイン本】
チョコだるま

数量限定 50

Category: 絵本

福島でのチャリティーイベント「モッタイナイコト エホンノコト」と剣淵のお野菜

10/15〜16に、福島のカフェ図書まゆたまで行われるイベント、
「モッタイナイコト エホンノコト」に行きます。

このイベントは、以前、朝日小学生新聞でもったいないばあさんの連載をしていた時に、
アシスタントをしていた加藤さんが企画してくれました。
1歳のお子さんがいていろいろ大変ななか、
生まれ育った福島の子どもたちのために、もったいないばあさんの絵本のイベントをしたいと
考えてくれました。
私が伺うのは10/16ですが、イベントは、前日の10/15から2日間開催されます。
絵本の朗読のほか、ワークショップや、絵本にちなんだ食事やおやつなどもあるそうです。
そのメニューは…
拙著「もったいないばあさん」のかぼちゃ煮
「おべんとうバス」のお弁当
そして、
「ぐりとぐら」のサンドイッチ&サラダと「11ぴきのねこ」のコロッケなどなど。
なんだか楽しそう♪おいしそう♪

このイベントのために、けんぶち絵本の里大賞でいつもお世話になっている、
北海道剣淵町の皆さんが、じゃがいも、かぼちゃ、にんじん、たまねぎを
送ってくださることになりました。
うちの実家の神戸からも他の食材をお送りし、私もボランティアで伺います。
当日会場にて、上のメニューを
食事を作ってくださる福島の方々の必要経費など、かかった実費のみの低価格で
販売するそうです。
会場のカフェ図書まゆたまは、
桑折町の人たちと都市まちづくり研究会によって作られたカフェ+読書の新しい喫茶店で、
おもに東北大学の学生さんたちで運営されているのだとか。
すごくすてきなところ。。。伺うのが楽しみです。

詳細はこちらで:http://ehonnoko.exblog.jp/16365865/

 

「福島のこどもたちのために、絵本で楽しいイベントを」
というみんなの思いが集まってできた、手作りのあたたかいイベント。
参加させていただけて、とてもうれしいです。加藤さん、ほんとにありがとう!
よろこんでもらえたらいいね。

当日、絵本の販売はありませんが、もったいないばあさんの出版社、
講談社さんから寄付していただいたり、私が持って行ったりで、
「もったいないばあさん」シリーズや「おべんとうバス」、「チョコだるま」など、
拙著絵本のプレゼントコーナーがあります。
また、ご自宅の絵本を持って来ていただければサインさせていただきます。

「モッタイナイコト エホンノコト」
10/15(土)と16日(日)の2日間開催。(10時〜17時)
私の絵本ライブ&トークは、10/16(日)13:30〜
もったいないばあさんの絵かきうた♪&音頭でもあそびますよ。
10/15(土)には、福島テレビアナウンサーの浜中順子さんによる絵本の朗読、
そして、エホンワークショッップ(加藤さんも先生に)などがあります。
福島県桑折町 カフェ図書まゆたまにて。
主催:エホンノコプロジェクト

皆さん、あそびに来てね!

 

Category: イベント , 絵本

丸善ラゾーナ川崎店&ブックハウス神保町&アマゾンの特集ページ&マイECO

7/30〜31の週末は、書店さんでおはなし会をさせていただきました。

●土曜日の丸善ラゾーナ川崎店さんでは、もったいないばあさんの折り紙に初挑戦。
富山の折り紙の先生、高山三千江さんが考えてくださり、射水市の大島絵本館の皆さんから
おしえていただいた折り方です。
ちっちゃい子もお母さんといっしょにがんばって、かんざしシールをはって完成。
お土産ができたと喜んでくれました^^/


参加してくれた皆さんありがとう!

 

●日曜日は神保町のブックハウス神保町さんへ。
おはなしくまさんの絵本のお店です。
店内には、絵本に関するおもしろくて楽しいしかけやグッズもいっぱい。

絵描きうたでもあそびました。
もったいないばあさんの絵、みんな並べて写真とればよかった><
いつも思うのだけど、どうしてこんなにひとつひとつちがっててかわいいの。
皆さん本当にありがとうございました!
ブックハウスの荒木さん、お写真ありがとうございました!

 

●長い間知らずにもったいないことをしていました。
アマゾンにもったいないばあさんの特集ページが!4月頃にはトップページにあったとか…
私がインタビューをうけている映像もあり、ちょっとおはずかしいですが、
よかったら見てください。
もったいないばあさん特集ページ

 

●もうひとつお知らせがありました。マイECOという毎日新聞さんが作っているフリーペーパー
でも巻頭インタビュー特集記事が掲載されています。
地球環境問題について様々な角度から提言する情報紙。
よろしければどうぞ、ご一読ください。
マイECO22号は、こちらのページからダウンロードできます。