チャリティー絵本「さんぽのき」できました!

♪いっぽ、にほ、さんぽ、さんぽのき♪
やっと出ました、さんぽのき!


「さんぽのき」 前田かたひろ・原作 サトシン・文 真珠まりこ・絵 文溪堂 歌のCDつき♪
絵本ナビのページ

 

この本の著作権印税は100%、
東日本大震災で被災された方々への支援金として、寄付させていただきます。
付録CDの著作権印税についても、作り手の皆さんから同様に。
そして、出版社さんからも売り上げの一部が寄付されます。

原画の制作にとても時間がかかるので、私は2ヶ月間この本にかかりきりになりました。
だから、チャリティーではありますが、他の拙著と同じように
愛情こめて作り、思い入れがあります。
被災された方々へのメッセージとしてだけでなく、すべての読者の方々に
かなしいときもうれしいときも、いっぽにほさんぽ、おさんぽしよう。
そしたらなんだか楽しいよ♪
と、さわやかな気持ちになれる本を作りたいと絵を描きました。
一過性のものではなく、
ながく多くの方々に読んでいただけるような本になってほしいと願っています。

最初から印税はすべて寄付するというコンセプトで作ってきたので、
私たちにお金ははいりませんが、皆さんがご購入くださるほどに、
多くの寄付をすることができます。
読んでくださる方がいてこその支援。
11/22(火)頃から、書店さんの店頭に並ぶそうですので、
どうぞみなさん、「さんぽのき」見てね!

寄付先として、
以前おはなし隊と伺った、宮城県亘理町の荒浜保育所への支援がしたいと
こどもとあゆむネットワーク」、仙台の横田やさんにご相談しました。
津波で大きな被害をうけた荒浜保育所。仮設の園舍でその生々しいお話を伺い、
子どもたちといっしょに遊んだのは、2ヶ月前のこと。
それからずっと、なにかできれば…と思い続けてきました。
ご縁のあった方々のためにお使いいただけたら、特別にうれしいです。
サトシンさんはじめメンバーの皆さん、文溪堂さん、ご理解ありがとうございます!
他の寄付先として、被災した学校へ学校図書館の本を送り、
子どもたちの手にわたるまでサポートする活動をされている、
社団法人学校図書館協議会(SLA)へ。
そして、震災遺児の教育資金や暮らしについて、継続的支援の一助ができればと思います。

 

さんぽの木プロジェクトは、
外山和彦さん安田信二さんが作られた曲に、前田たかひろさんが詩を書いて、歌ができました。
そして、サトシンさんが文、私が絵を描いて、絵本ができました。
歌のイメージで絵本を、絵本に合わせて歌を、いっしょに作っていきました。
絵本には、サトシンさんが歌う「さんぽの木」のCDがついています。
私と子どもたちのコーラスもちょこっと入っていたり♪
演奏は、安田さん、外山さんの「魅惑の音楽団」
40以上の楽器を使い、1,2,3番とアレンジの曲調も変えて贅沢なつくりになっています。
たくさんの方々の参加による、歌と絵本のコラボ「さんぽの木」プロジェクトは、やっと
絵本とCDという形になって動きだしました。
これから、この活動がどんなふうに広がっていくのか、楽しみです!

*「さんぽの木」の歌は、コロムビアレコードから発売されている「2011はっぴょう会(3)」CD
の中にも収録されています。

 

 

●毎日新聞11/20「希望新聞」にて 絵本「さんぽのき」をご紹介いただきました:


毎日jp記事のページ

 

●富山の語り部、やえもん文庫の神保さんが、小学校で絵本「さんぽのき」
を読んだ感想を送ってくださいました:

昨日、小学校で「さんぽのき」を読みました。
はるの あるひの、さんぽの き。
このページで、一人の男の子が
「いっぽ、にほ、さんぽ、さんぽのき」のヶ所を、
元気よく声を出して一緒に読みました。
すると、次のページからだんだん声が増えて来て、
最後は、ほとんどの子が声を出してました。
いっぽ、にほ、さんぽ、のところまで、じっと待っていて、
みんなニコニコと、顔をあわせながら、一斉に
「いっぽ、にほ、さんぽ、さんぽの き」!!と声をそろえるのです。
読み聞かせではなく、読み合いという感じでした。
私、感動しながら読んでました。
読んでいて気付きましたが、
子ども達は、「いっぽ、にほ、さんぽ、さんぽの き」が入っていないところも、
自分たちで、3ヶ所ほど入れていました。
昨日は、長休みの時間で、各学年が混ざっていましたので、
今度は学年ごと、全クラスで読もうと思ってます。
感謝をこめて、お礼申し上げます。

神保さん、ありがとうございました!

 

●ツイ友のYossssyさんも、いち早く小学校で読みきかせしてくださり、
感想を送ってくださいました:

「さんぽのき」読みました。
絵本が、どんな思いで、また大勢の作家さんがかかわって、やっとできた1冊・1曲なんだよ
って話も、みんなしっかり聞いてくれました。
歌も聴いてもらい、私のお手製の歌詞カード配ったのですが…
みんな初めてなのに1番から、必死に歌詞を追って自然に歌ってくれたんですよ~体ゆすって。
一所懸命合わせて歌おうとする子供たちに感激!
今では、子ども達から自然発生的にさんぽのきを歌い出すそうです。
読み聞かせ行ったクラスでは、毎日朝と帰りの会で歌ってます。
先日学校にいたら教室から歌声が聞こえてきて、思わす飛び入りで指揮しちゃいました(^^;;
ほんと、私達の周りでは「さんぽのき」がニコニコ笑顔のキーワードになっています。

Yossssyさんすごい、ありがとう!

 

そう、「いっぽ、にほ、さんぽ、さんぽのき」というフレーズが
不思議と頭と心にのこり、気がつかないうちにリフレイン♪

いっぽ、にほ、さんぽ、さんぽのき
いっぽ、にほ、さんぽ、さんぽのき
♪  ♪  ♪  ♪  ♪

Category: 絵本

「チョコだるま」絵本ナビ全ページ試し読み&限定サイン本

★「チョコだるま」が、絵本ナビさんの全ページ試し読みに登場しました!
限定50冊のサイン本もあります。

どうぞよろしくお願いします!

 


チョコだるま 真珠まりこ作・絵 ほるぷ出版
ぼくは、チョコだるま。チョコレートでできた雪だるまだから、そうよばれている。
あったかくてやわらかくて、いとおしいチョコだるまの話。

 

私自身一番大好きな作品です。
「もったいないばあさん」とは作風が違うので、「えっ真珠さんが作ったの!?」
とよく言われますが、自分ではとても自分らしい作品だと思っています。
そういえば、新刊の「さんぽのき」と作風が同じかも。
今後はこんな絵本もたくさん作っていきたいな。

このお話は、学研の雑誌に掲載されたものに書き足して、絵本としてリメイクしました。
もともと小学校4年生の女の子向けに書いたので、お話長めです。
拙著「ハートリペアショップ」
小学校4年生の女の子からお手紙をいただくことが多く、
心あたたまるお話をその年頃の子たちに… という気持ちで作りました。
小学校4年生の女の子たち、そしてそれより小さい子たち、大きい人たち、
男の子にもぜひ、みなさんに読んでいただきたい。
ホットチョコレートが飲みたくなりますよ^^/
クリスマスのプレゼントに、
バレンタインのプレゼントにも、
どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

★絵本ナビ編集長のイソザキさんが、11/16のメルマガでご紹介くださいました。
ありがとうございます!:


チョ、チョコレートでできた雪だるま・・・!?(おいしそう)

「ぼくは、チョコだるま。チョコレートでできた雪だるまだから、そうよばれている。」

チョコ好きとしては、その一文だけで取り乱しそうになります(笑)。 

 

チョコだるま
作・絵:真珠 まりこ
出版社:ほるぷ出版
税込価格:¥1,365 (本体価格:¥1,300
プリンちゃんの試し読みができます!
※全ページ試し読み公開中!!

 

特製のチョコレートがおいしいマルタさんのお店のショーウインドウにいるチョコだるま。
いつもいろんなお客さんがやってきます。恋人たちや親子、毎日やってくるおじいさん。
ある日、町のお金持ちがやってきて、ぼくを買いたいといって・・・。
寒い日のホットチョコレートのように、心あたたまる絵本です。
作者はわかりましたか?あの『もったいないばあさん』の真珠まりこさんです!
こんな可愛らしくてほわほわした雰囲気の作品もいいですよね。

 

 

 

 

 

 

★作者の真珠まりこさんが直筆サインを描いてくださいました!!

←チョコだるまくんのイラスト入り!!

【真珠まりこさん サイン本】
チョコだるま

数量限定 50

Category: 絵本

福島、富山、和歌山へ

やっと絵本の原画制作が一段落し、部屋を片付けたり、人に連絡したり
ふつうの生活ができるようになりました。
今日は、イベントのご報告をまとめてします。

●10/16は、福島県伊達郡のカフェ図書まゆたまにて
「モッタイナイコト エホンノコト」
以前アシスタントをしてくれていた加藤さんが、福島の子どもたちのために
楽しい絵本のイベントを企画してくれました。
この日のために、剣淵のみなさんが野菜をたくさん送ってくださり、そして私からも他の食材を送らせていただいて、会場のカフェまゆたまでは、絵本にまつわるメニューが提供されました。


加藤さん&ごはんを作ってくれた丸山さんとおやつを作ってくれた加藤さんのお友だちのrieさん。

私も始まる前、おべんとうバスのお弁当をいただきました!バスのわくは加藤さんのお手製。
めちゃくちゃかわいい!子どもたちもとってもよろこんでくれました(▰˘◡˘▰)

もったいないばあさんのかぼちゃ煮も!

おべんとうバスを読んでいるところ「はーい」

「はーい」

講談社さんから「もったいないばあさん」シリーズの絵本と、私から「おべんとうバス」「チョコだるま」など他の拙著ももってって、くじびきでプレゼント。

加藤さん、すてきなイベントになったね、ありがとう!
まゆたまのみなさん、来てくれたみなさん、本当にありがとう!
私もとても楽しかったです。みんなに会えてよかった。また会おうね。

東北大学の学生さんたちが主に運営しているユニークな「カフェ図書まゆたま」
古くて新しくておしゃれ。居心地のいいすてきな場所です。学生さんかわいい。
それにやさしくて気だてがいい。東北大学っていいな^^♪

「モッタイナイコト エホンノコト」のブログも見てね。

快くイベントにご協力くださった、剣淵絵本の里を創ろう会のみなさん講談社さん、
本当にありがとうございました!

 

●10/22は、富山の環境イベントにうかがいました。
夏にも絵本ランドのイベントに来てくださったご家族が、また参加してくださり
短い間に再度来てくださるのって、すごくうれしいです。吉久くんも、ありがとね!
主催の富山県環境政策課のみなさん、運営スタッフの方々も、ありがとうございました!

そのあと、やえもん文庫のみなさんと再会を祝して
おにぎりパーティー。みなさんお手製の一品もちよりとおにぎりをいただきました。
そうそう、ここでも、神保さんのお友だちの山本さんが「おべんとうバス」を作ってくださいました。そして、「おでんのゆ」も!


こういうのだいすき。ほんとに手作りのおかずっておいしい。
神保さんのお友だちの山本さんのみょうがの笹寿司も最高においしかったです。教わりた〜い。
富山にしかない柿もたくさんいただいて帰りました。この日、やえもん文庫の子どもたちは柿つみをしたそうです。
富有柿もおいしいけど、こぶりで種がいっぱいある柿、なつかしい。
しばらくおいておくと、ゼリーみたいにやわらかく甘くなるんですよね。
神保さん&みなさん、いろいろとごちそうさまでした&お世話になり本当にありがとうございました!

射水市の大島絵本館にも、もちろんうかがいました。ちょうど手作り絵本コンクール展示の最終日。
みんなの力作、見ましたよ。保育園幼稚園の子どもたちの天然な絵本には、いつもながら
自分もこんなふうに作れたらいいなあと思いました。
大島絵本館の皆さんにも、またお目にかかれてとってもうれしかったです。
「またの機会に」と言っても、また会えることってそんなにたくさんないもんで、
本当にまた会えるって、私にはめずらしく、うれしいことなんです。
ありがとう!

 

●11/6は、和歌山県の有田川町へ。みかん畑にみかんがたわわのこの季節。
小さな駅美術館 Ponte del Sognoでは、絵本「もったいないばあさん」の原画展を開催中。
そして、有田川町地域交流センター(ALEC)にて、「もったいないばあさんのワールドレポート展」 を開催中。どちらも11/27までです。
もったいないばあさんの原画は、カラーインクで着色しているため、退色しやすいのが心配なところ。
だから、今後はそんなにお目見えできないかもしれません。数少ないチャンスかも!?
ワールドレポート展もあわせて、ぜひ見に来てね。
私は、金屋文化保健センターにて、おはなし会をさせていただきました。

仕掛人の杉本さんはじめ、主催の図書館の方々、和歌山のみなさん、明るくておもしろくて、楽しいですね。ありがとう!

さすが、みかんの町、有田川のみかんはやっぱりおいしい。
ぱかっと半分にわるのが和歌山の人。まんなかに指をいれて皮をひらいてむくのは、
さるむきって言うんだって。さるむきしてたら、「和歌山の人とちゃうね」って思うんだって。
知らなかった。

いろいろなところに行ってたくさんの方々に会えるのも、
絵本を読んで子どもたちが喜んでくれるのを見るのも、本当にうれしくて幸せなことです。
みなさん、また会いましょうね!

ユニセフ祈りのツリープロジェクト

被災地の子どもたちの笑顔をみんなで願うために、
プロアマのデザイナー2000人がオーナメントを手作りするという
ユニセフ祈りのツリープロジェクトに参加しました。

こんなの作りました↓

この3つのオーナメント、
ひとつは都内で展示、ひとつは被災地の子どもたちに送られ、
そしてひとつはチャリティーに
なるそうです。
ビッグツリー見に行かなくっちゃ。

以下yahooニュースより:
11月に入って、銀座、有楽町5カ所と仙台、気仙沼に、デザインされたオーナメントで飾られた「祈りのビッグツリー」がぞくぞく誕生。銀座三越、有楽町ロフト、ルミネ有楽町(14日〜)、松屋銀座(23日〜)、シセイドウ ザ ギンザ(21日〜)などで。仙台ロフト、仙台三越、気仙沼復興屋台村へも設置予定。
全ツリーが出そろう11/23から銀座・有楽町の各会場では、ユニセフ東日本大震災支援募金への参加者にオーナメントを進呈する「オーナメント募金」を実施(ルミネ有楽町は12月3日・4日のみ)。

祈りのツリープロジェクトのHP
東京新聞の記事

 

★後日、エホンノコプロジェクトの加藤さんが仙台ロフトのツリーに飾られている
オーナメントを発見してくれました!↓

 

Category: イベント

福島でのチャリティーイベント「モッタイナイコト エホンノコト」と剣淵のお野菜

10/15〜16に、福島のカフェ図書まゆたまで行われるイベント、
「モッタイナイコト エホンノコト」に行きます。

このイベントは、以前、朝日小学生新聞でもったいないばあさんの連載をしていた時に、
アシスタントをしていた加藤さんが企画してくれました。
1歳のお子さんがいていろいろ大変ななか、
生まれ育った福島の子どもたちのために、もったいないばあさんの絵本のイベントをしたいと
考えてくれました。
私が伺うのは10/16ですが、イベントは、前日の10/15から2日間開催されます。
絵本の朗読のほか、ワークショップや、絵本にちなんだ食事やおやつなどもあるそうです。
そのメニューは…
拙著「もったいないばあさん」のかぼちゃ煮
「おべんとうバス」のお弁当
そして、
「ぐりとぐら」のサンドイッチ&サラダと「11ぴきのねこ」のコロッケなどなど。
なんだか楽しそう♪おいしそう♪

このイベントのために、けんぶち絵本の里大賞でいつもお世話になっている、
北海道剣淵町の皆さんが、じゃがいも、かぼちゃ、にんじん、たまねぎを
送ってくださることになりました。
うちの実家の神戸からも他の食材をお送りし、私もボランティアで伺います。
当日会場にて、上のメニューを
食事を作ってくださる福島の方々の必要経費など、かかった実費のみの低価格で
販売するそうです。
会場のカフェ図書まゆたまは、
桑折町の人たちと都市まちづくり研究会によって作られたカフェ+読書の新しい喫茶店で、
おもに東北大学の学生さんたちで運営されているのだとか。
すごくすてきなところ。。。伺うのが楽しみです。

詳細はこちらで:http://ehonnoko.exblog.jp/16365865/

 

「福島のこどもたちのために、絵本で楽しいイベントを」
というみんなの思いが集まってできた、手作りのあたたかいイベント。
参加させていただけて、とてもうれしいです。加藤さん、ほんとにありがとう!
よろこんでもらえたらいいね。

当日、絵本の販売はありませんが、もったいないばあさんの出版社、
講談社さんから寄付していただいたり、私が持って行ったりで、
「もったいないばあさん」シリーズや「おべんとうバス」、「チョコだるま」など、
拙著絵本のプレゼントコーナーがあります。
また、ご自宅の絵本を持って来ていただければサインさせていただきます。

「モッタイナイコト エホンノコト」
10/15(土)と16日(日)の2日間開催。(10時〜17時)
私の絵本ライブ&トークは、10/16(日)13:30〜
もったいないばあさんの絵かきうた♪&音頭でもあそびますよ。
10/15(土)には、福島テレビアナウンサーの浜中順子さんによる絵本の朗読、
そして、エホンワークショッップ(加藤さんも先生に)などがあります。
福島県桑折町 カフェ図書まゆたまにて。
主催:エホンノコプロジェクト

皆さん、あそびに来てね!

 

Category: イベント , 絵本

乙武さんありがとう!

今日は、乙武洋匡さんと対談をさせていただきました。
お目にかかれてとってもうれしかったです。

先日、おはなし隊と宮城に行った際、石巻に向かいながら、
乙武さんの著作「希望〜僕が被災地で考えたこと」という本を読んだんですという話を
いっしょに行った編集者さんにしたところ、
「お話できたらいいですね」ということになり、実現しました。
テーマは「絵本の底力」!
講談社の絵本のフリー雑誌「dandan」に掲載予定です。ぜひ読んでみてくださいね。

乙武さんは、やさしい。思いやりがあって、気配りもさりげない。
謙虚でさわやか。男前。あたまもいい。いいところいっぱい。
中でも、明るくて、毎日楽しそうなところが、すごくいい。
どうしてそんなに楽しそうなんですか?って聞くと、
「いやあ、よくそう聞かれるんですよ」って笑ってる。
乙武さんが、毎日を生き生きと楽しそうに、精一杯生きているから、
みんな乙武さんに会うのがうれしいんだと思う。
ほんとにすばらしい。
私もすごくうれしかった!
いちファンとしてもだし、
もったいないばあさん的にも、
自分が大事に思っていることを同じように思ってくれる、共感できる友人に出会えた気がして、
本当にとても、うれしかったです。
乙武さん、ありがとう!

とりいそぎ、お礼を早く伝えたくてここでアップします。
またの機会を楽しみにしています。

乙武さんは、今日全部で7つの打ち合わせやインタビュー、対談があって
分刻みのスケジュールだったとか。本当にありがとうございました。
そうだ、言い忘れてましたが、
「オトタケ先生と3つの授業」も「だいじょうぶ3組」も読みました!
乙武先生に会えた子どもたちはほんとにラッキー。
そのときの学びや経験は、一生の宝物になると思います。

Category: 人、対談

マータイさん

MOTTAINAIを合言葉に、平和のための活動を続けてこられたマータイさんが
なくなられたとお知らせをいただきました。
とても悲しいです。
まだ信じられません。
マータイさんが来日された際にお目にかかり、対談させていただく機会もありました。
もったいないばあさんの新しい絵本も、ワールドレポート展の活動や広がりなども、
「あなたもMottainai Grandmaもよくがんばっているわね」とはげましてくださって…
もったいないばあさんの絵本をいろいろなところでご紹介くださいました。
マータイさんに会えるとうれしくて、いつも前向きになんでもできるような
幸せな気持ちになりました。

ご自身が推奨される3R(Reduce,Reuse,Recycle)を一言で言い表すことばとしてMOTTAINAIを提唱されていましたが、3R以外に、MOTTAINAIには4つ目のR「Respect」が含まれていて、だからこそ、MOTTAINAIは世界平和につながる言葉なのだとも言っておられました。
私も「もったいない」には愛があって、自然や他の人、他の命に感謝と思いやリを
もつことが大事と思うんですと言うと、「そう、それと同じことね」と
わらってよろこんでくださったマータイさん。
日本人ではないマータイさんが、もったいないの心の部分、コンセプトまでも深く理解して提唱されていることに感銘をうけました。
「これから、あなたもMottainai Grandmaも、いろいろな国に行って、それぞれの文化でもったいないをみつけるでしょう。どの国や地域に行ってもそれぞれのもったいないがあり、ものを大切にする文化があります。それこそ、私がもっともすばらしい、大切にすべきだと考えているものです。だからこそ、もったいないはユニバーサルな言葉なのです」
と言われた言葉が心に残っています。

ノーベル平和賞を受賞され、国連平和大使に就任されてから、
ますますお忙しいスケジュールになっても笑顔をたやさず、精力的に各地をまわって
多くの人々に感動をあたえてこられたマータイさん。
やさしくてあったかくて、愛情あふれる大きなお母さんのような方でした。

地球を緑にというグリーンベルト運動も、MOTTAINAIの活動も、
その心、コンセプトまでしっかりとつないで、続けていくことができますように、
願っています。

ご冥福を心からお祈りしています。

●マータイさんとの思い出、
2006/2/21対談時のマータイさんのことばの一部をここに書き記します:
「私がなぜ平和の大使として、「もったいない」という考え方を広げる活動をしているのか、その理由のひとつは、平和は、私たちが、限られた資源をどうやって平等に分配し、仲良く暮らしていけるかにかかっていると思うからです。もしも、限られた資源が平等に分配されなければ、人びとは、他の人々を排除しようとして戦いになるでしょうし、人びとが資源を浪費して感謝しなければ、遅かれ早かれ結局戦争が起きることになります。人びとは過去にも戦ってきましたし、これからも戦い続けていくでしょう。国の境がなくなってきているために、遠く離れた隣人とも、もっと簡単に争うようになりました。皆で平和に暮らしていくために、私たちが同じ星に住むファミリーとして、どのように政府を持ち、どのように資源を分配するか、対立を抑えるために何をすればいいのか、もう一度考え直す必要があります。このことは、環境に対する人びとの注意を促すために、2004年に国連でも確認されました。環境問題は、平和を脅かしている最も重大な懸念のひとつです。「もったいない」は、そのメッセージを伝える言葉だと思います。尊敬と感謝の気持ちをもって資源を使いましょう、無駄に使うことをやめましょう、再利用し、リサイクルしましょう。そして、争いをやめ、対立を抑えるために努力をしましょう……。私は、世界の人々がこのメッセージを受け取ってくれることを願っています。」

マータイさんとの思い出記録1

 

●MOTTAINAI STATIONにて、マータイさんのご冥福をお祈りして、ご記帳の受け付けをされるそうです。9/27より平日11時~18時。こちらの場所です> http://mottainai.info/cp/station/

 


2010/2/17
最後にお会いしたパーティーにて

Category: 人、対談

宮城へ

9/14は、おはなし隊のみなさんと、宮城県の亘理町〜岩沼市にうかがいました。

午前中に、亘理町の荒浜保育所と亘理保育園へ。
亘理町は、津波で大きな被害があった地域のひとつです。
おはなし隊14000回目の訪問先となった荒浜保育所。
元の園舍は津波でながされて、
いまは仮設で保育をおこなっておられます。
3/11は、中学校3階の美術室に避難して、園児たちは屋上からヘリコプターで救助され、
先生たちは3日間そこで過ごされたそうです。
お話きかせてくださりありがとうございました…
皆さんのためにできることがあれば、
これからもお手伝いさせていただきたいです。
そして、よろこんでお話を聞いてくれた子どもたち。
みんなに会えてよかったです。

午後は、岩沼市の岩沼北保育園へ。
こちらの保育園でも、中には被災されたお子さん、職員さんもいらっしゃるということでした。
偶然にも、この園では、夏にもったいないばあさんが登場するエコな行事をしていただいたそうで、
子どもたちみんな、もったいないばあさん音頭も知っていて、すごいテンションで盛り上がりました。
うれしかったなあ。

前日に仙台入りして、石巻にも行きました。
まだまだ納得できない思いがたくさんあります。
被災地で感じたことと、それでも生きて行くことの意味を、
私もこれからじっくり考えてみます。

石巻から仙台に戻り、絵本と木のおもちゃの横田やさんに伺いました。
古い民家のとてもすてきなお店。
横田やさんでは、こどもとあゆむネットワークというプロジェクトで
さまざまな支援をしておられます。
荒浜保育所のために、ウッドデッキと木のおうちをという企画があるそうなので
私もぜひご協力したいと思います。
宮城でのおはなし会の様子は、講談社のdandanとキッズステーションでも紹介されるそうです。

●来月は、福島の子どもたちのための、絵本のチャリティーイベントに参加する予定。
詳細はまとまりしだい、イベントのページでお知らせします。

●今回のおはなし会のために、「もったいないばあさん まほうのくにへ」
の大きな紙芝居を作って初お披露目。すごく見栄えがしてよかったです。
これからおはなし隊とともに全国をまわります。お楽しみに!

被災地のこどもたち80人の作文集「つなみ」文藝春秋8月増刊号 読みました。
みなさんもぜひ。

 

Category: イベント

桃氷

8月のはじめ、大阪&神戸でイベントがありました。
茨木市では生きものの話、そして神戸ではもったいないばあさんのおはなし会をさせていただきました。
参加してくださった皆さん、企画主催してくださった皆さん、ありがとうございました!
神戸でのイベントの様子は、以下のページで御紹介いただいています。
神戸市ファミリーサポートセンターの記事

そのあといつもの屋久島に行き、伊勢〜天川にお詣りの旅に出ました。
旅のご報告もおりおりできればと思いますが、
留守にした分たまりにたまった仕事が。。;;

今日は、毎日新聞連載コラムもったいないばあさん日記の最新記事「かき氷」
登場した、桃氷が食べられるお店はどこですか?とのご質問に、
とりいそぎお答えします。
早くしないと、もう夏休みもおわりですからね。
もったいないばあさん日記は、基本的に実話に基づいたフィクションなので、
このとおりのお店があるというわけではないですが、モデルになったお店があります。
先日、神戸に帰った時に高校時代の友人が集まってくれた席で
中学校の先生をしているわこが教えてくれました。
京都の北野天満宮近くにある 古の花 というお店で、生のフルーツを使った氷が人気だそうです。
わこは、雑誌で紹介されていた桃氷を食べにわざわざ京都に行ったのだけど、行列ができていたので、
先に美術館に行ってお詣りもしてから食べようと思い、後回しにしたそうです。
だけど、戻ってみると〈今日は桃がもう終わりました〉とのこと。
せっかく行ったのに食べられなかった〜と悔やんでいました。
それはもったいないかったね…という話になり、そして、
それがどれほどおいしそうだったかというわこの話をきいていた人みんな、
すっかり桃氷のとりこになってしまい、これはもったいないばあさんの話にもぜひ、と
(わこの話がおもしろかったからエピソードはそのまま)書かせていただくことになりました。
というわけで、私もまだ食べたことないんですけど…
桃氷、食べに行かれたら、どんなだったかおしえてくださいね。

>>>後日談:わこが桃氷を食べに行って、写真を送ってくれました!
「ふわふわの氷に完熟の桃がピューレ状になってかかっていて、すっごくおいしかったです。」だって。食べにいきた〜い

9/14に、おはなし隊のキャラバンカーと宮城県の亘理町〜岩沼市に伺うことになりました。
津波で大きな被害があった地域です。
保育園の子どもたちといっしょにワークショップをさせていただけたらと思っています。

丸善ラゾーナ川崎店&ブックハウス神保町&アマゾンの特集ページ&マイECO

7/30〜31の週末は、書店さんでおはなし会をさせていただきました。

●土曜日の丸善ラゾーナ川崎店さんでは、もったいないばあさんの折り紙に初挑戦。
富山の折り紙の先生、高山三千江さんが考えてくださり、射水市の大島絵本館の皆さんから
おしえていただいた折り方です。
ちっちゃい子もお母さんといっしょにがんばって、かんざしシールをはって完成。
お土産ができたと喜んでくれました^^/


参加してくれた皆さんありがとう!

 

●日曜日は神保町のブックハウス神保町さんへ。
おはなしくまさんの絵本のお店です。
店内には、絵本に関するおもしろくて楽しいしかけやグッズもいっぱい。

絵描きうたでもあそびました。
もったいないばあさんの絵、みんな並べて写真とればよかった><
いつも思うのだけど、どうしてこんなにひとつひとつちがっててかわいいの。
皆さん本当にありがとうございました!
ブックハウスの荒木さん、お写真ありがとうございました!

 

●長い間知らずにもったいないことをしていました。
アマゾンにもったいないばあさんの特集ページが!4月頃にはトップページにあったとか…
私がインタビューをうけている映像もあり、ちょっとおはずかしいですが、
よかったら見てください。
もったいないばあさん特集ページ

 

●もうひとつお知らせがありました。マイECOという毎日新聞さんが作っているフリーペーパー
でも巻頭インタビュー特集記事が掲載されています。
地球環境問題について様々な角度から提言する情報紙。
よろしければどうぞ、ご一読ください。
マイECO22号は、こちらのページからダウンロードできます。