『かまくらレストラン』&『もったいないばあさん』ミーティング
●2022/12/29 『もったいないばあさん』連載中の朝日小学生新聞に、読者のみなさんとミーティングした記事が掲載されました。もったいないをなくすいろんなアイデアを伺い話し合いました。
●2022/12/29 『もったいないばあさん』連載中の朝日小学生新聞に、読者のみなさんとミーティングした記事が掲載されました。もったいないをなくすいろんなアイデアを伺い話し合いました。
●「もったいない」のもったい(勿体)とは、あるべき姿のこと。私はあるべき姿とは、循環だと思うんです。自然もものも、循環しないのがもったいない。使い捨てではなく、また生かされる流れの中で暮らしていきたいですね。
倉敷からの帰りに、大阪の姉と待ち合わせして、奈良の天河大辨財天社におまいりにいきました。
毎年お願いしている宮司さんにご祈祷いただき、「もったいない」について👆のように話していると、きいていた姉が「いい話やね」と感心してくれました。
その帰り道の車中で、
まもなく出版される特集雑誌(絵本で学ぶSDGs)のインタビュー記事について、編集者さんと電話で話していると、またやりとりを聞いていた姉が、「その記事には、まりちゃんがさっき宮司さんに言ってた、もったいないの、循環の話も載るんだよね?」と聞くのです。
「それは、、のらないねん」と言うと、「え、なんで?いい話やのに。循環しないのがもったいないって、それこそSDGsの本質なんじゃないの?」と姉に言われ、はっとしました。ほんまや。
それからまたすぐ編集者さんに電話して、一番大事なフレーズが抜けていたとお詫びお願いすると、締め切りはとうにすぎてるのに修正してくださり、無事記事の中に盛り込むことができました。
もしも、あの日、あのとき、姉と天河に行かなければ、宮司さんともったいないの話をしなければ、このフレーズは、載らなかったかもしれない。姉の言う通り、本質的なすごく大事なことなのに。
神さまに救われた気がしました🙏
『絵本で学ぶSDGs』は、特集を企画された、絵本でSDGs推進協会の朝日仁美さんが、私のインタビューをしてくださいました。よかったらぜひご一読くださいませ。8月下旬別冊太陽のシリーズとして平凡社より出版予定です。
●もったいないばあさんとSDGsについて
この機会に、長文となり恐縮ですが、私の考えを書かせてください。
記事の中にも書かれていますが、もったいないばあさんは、SDGsという言葉が普及する前に出版されました。なによりもまず、絵本として楽しんでほしいと思っています。SDGsという言葉が普及してからは、宣伝文句として本の帯に書かれるようになりましたが、もったいないばあさんからSDGsという言葉を使ったことは一度もなく、もったいないばあさんの本がまるでSDGsのために作られたと思われないように、あまりにそればかりになりすぎないように、私自身は表現の仕方にとても気を遣っています。
とはいえ、『もったいないばあさんと考えよう世界のこと』の内容は、SDGsそのものだと思うし、わかりやすいツールの一つとしてお使いいただけたらよいなと思います。
「もったいない」は、命の大切さを伝える言葉。私たちが生きていくためにいただく命、自然の恵みに感謝して、大切にする。じゃないともったいない。いま地球で起きている問題は命を一番に考えていたら起きなかったと思うことばかり。「自分さえよければと思わず分け合う気持ちがあれば」「命はすべてつながっていて、ひとつひとつの命が大切なんじゃよ」という、もったいないばあさんからのメッセージがSDGsの理解につながれば、と。
もったいないばあさんのワールドレポート展の内容の講演会タイトルに、主催者のご希望により、もったいないばあさんと考えよう世界のこととSDGs、というタイトルが使われることがありますが、上のことに気づいてから今後は、私がお話するタイトルは本と同じく「もったいないばあさんと考えよう世界のこと」にできるだけ統一させていただきたいと考えています。お話する内容は同じなんですけど。。
SDGsの授業よりもったいないばあさんの話の方がわかりやすくて心に響くと、言われることがあります。伝えたいこと、目的は同じだと思うので、わかりやすく理解するために、よかったら、SDGsの話や授業の時に、もったいないばあさんの本を使ってもらえたらと思います。
子どもたちには、ただ絵本として楽しんでもらうのが一番です。
写真は、奥伊勢の別宮にて。
日本の今を伝える外務省の広報誌「Highlighting JAPAN」2020年8月号は、MOTTAINAIがテーマ。
もったいないばあさんも表紙と記事でご紹介いただきました。英文ですが、オンラインでも読めます。
他に、金継ぎやおもちゃの修理ボランティアさんのことなども。
おもちゃの修理をしてくれるおもちゃの病院の話と金継ぎの話も、以前もったいないばあさん日記に書いたことがありました。
https://www.gov-online.go.jp/eng/publicity/book/hlj/20200801.html
読売新聞教育ネットワーク「SDGsリレートーク 『じぶんごと』からはじめるために」
以前講演で伺った学校の校長先生をされていた田中先生がインタビューしてくださいました。3回シリーズ。
●3回シリーズの上は、もったいないばあさんと川の本を作ったきっかけなど
https://kyoiku.yomiuri.co.jp/sdgs/jibun/contents/sdgs4.php
●中は、「もったいないは、敬う心」SDGsについて思うこと、もったいないばあさんのワールドレポート展についてなど
…絵本は心を育てるもの。「もったいないばあさん」を読んだらSDGsが分かるというのではなく、絵本を読むことで、もったいないと思う心をもってもらえたらと思います。
https://kyoiku.yomiuri.co.jp/sdgs/jibun/contents/sdgs4-1.php
●下は、もったいないと「和」の話など
自分の町や国をすきになったり誇りに思う気持ちは大切だと思う。そうなれば、もっと一人一人が、その町をよくしよう、自分にできることをしたいと思うようになるんじゃないかなって…
https://kyoiku.yomiuri.co.jp/sdgs/jibun/contents/sdgs4-2.php
イベントページに掲載しましたが、こちらにも書きました。よく講演会でお伝えしていることをまとめてお話できたので、よかったらご覧になってみてください。
「もったいないばあさん」のアニメーション日英語版に続き、本日、スペイン語、フランス語、中国語、ヒンディー語版が公開されました。このあとの3作品も、毎週ごとに公開予定です。
アニメHP(https://mottainai-baasan.com)のlanguageから各国語のページを選択していただくか、下記Youtube channelからご覧いただけます。
世界のたくさんの人たちが、もったいないばあさんの絵本も読んでくれるようになったらいいなと思います。
●もったいないばあさん/ Mottainai Grandma
スペイン語/Spanish
https://www.youtube.com/watch?v=F1jsmhDgwe0&t=55s
フランス語/French
https://www.youtube.com/watch?v=3z1U4ZzLTCY
中国語/Chinese
https://www.youtube.com/watch?v=W4I5VxlbEps
ヒンディー語/Hindi
https://www.youtube.com/watch?v=3Qv5ehzkYy4
英語/English
https://www.youtube.com/watch?v=4VgcLr4V1WM&t=18s
日本語/Japanese
https://www.youtube.com/watch?v=pQs3eEDNXbw&t=9s
2020/7/15もうひとつ、佐賀新聞・有明抄は「もったいないばあさんかわをゆく」についてでした、と教えていただきました。
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/548262
川の本を作るとき、京都鴨川源流のお寺へ、川の最初のひと雫を見に行きました。
そこで、新緑の季節、いろいろな生きものたちの命が芽生え、キラキラと輝やいているのをみて、
私は、赤ちゃんというのは、生きものたちがこの世に生をうけて、生まれ出たことを喜んでいる象徴だと思いました。
赤ちゃんというのは、生きていることを喜ぶべき存在で、そうじゃないのがもったいないと思い、本の流れができました。
有明抄の筆者さんが、川の赤ちゃんの笑顔について書いてくださり、とってもうれしいです。
7/15(水)NHKラジオ第一放送「武内陶子のごごカフェ」に
出演させていただきました。
電話で生出演なんてきんちょーしましたが、陶子さんとお話楽しくてあっという間でした。
●聴き逃しNHKラジオ・らじる★らじる:武内陶子さんのごごカフェ
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=3854_03
7/22まで一週間の公開です。