チャリティー展「小さな花束」

子どもの本に関わる、物づくりのプロたちが 手を携えて織りなすチャリティー展覧会
「小さな花束」に参加しました。
7月23日(月)〜31日(火)都立大学のギャラリーハッコウしゃにて開催。
収益金は、東日本大震災被災地へ送金されます。
私は初めての参加でしたが、たくさんの作家さん、イラストレーターさんがいらして
とても楽しかったです。
皆さんのあたたかい気持ちがあつまって、大きな花束になればいいなと思います。

私の絵を買ってくれたのは小学5年生のかおりちゃん。

青い鳥文庫の大ファンなんだそうです。

青い鳥文庫の人気作家さん、令丈ヒロ子さんとの絵本「おむすびころりん」の
パロディーイラストを気に入ってくれました。
どうもありがとうございました〜♪

みなさん、おつかれさまでした!
ご来場くださったみなさまありがとうございました(_ _)

Category: イベント

おはなし隊と富良野へ

7/18は、講談社のおはなし隊15000回記念イベントで
北海道上富良野の高田幼稚園に伺い、もったいないばあさんの絵本で
子どもたちとたくさんあそびました♪
このときの様子は、後日キッズステーションで放送されるそうです。どきどき…

絵本をたくさんつんだキャラバンカーと共に、全国津々浦々通算15000回も訪問を続けてきたおはなし隊の皆さん
おめでとうございました&本当にお疲れさまでした♪
今日もひたむきに走る赤い車(緑もあります)見つけたら手ふってくださいね。

 

富良野はいまちょうどベストラベンダーシーズン。
休日にはラベンダー渋滞があるそうです。ひまわりも百合も他の花もとてもきれいでした。
話題の「青い池」にも立ち寄りました。

 

前日、剣淵絵本の館にもまた伺いました。
今まで入ったことのない原画収蔵庫で原画を見せていただいたりの初体験。
絵本の館には1000点以上の原画が収蔵されているそうです。
これまでの絵本の里大賞受賞作品パッチワークの巨大タコも見せていただきました。
もったいないばあさんちらほら♪
剣淵の皆さん、いつもいつもありがとうございます。またあそびにいきますね。

 

旭川の書店さんにもごあいさつに伺いました。

ジュンク堂書店旭川店のみなさん。児童書売り場の入り口の角のところに「おべんとうバス」を並べていただいて感激。
その場所は「一丁目一番地入口」とよばれている(?)一番いい場所なんだそうです。うれしい;;
著者別の仕分け札も作ってくださるとのこと、本当にありがとうございます。
書店さんの本棚に自分の名前の本が並ぶ場所を作っていただけるなんて、夢のよう…
また見に行かせてくださいね。
7月末までの「おべんとうバス」お弁当箱プレゼントキャンペーン
どうぞよろしくお願いします^^/

三省堂書店旭川店さん、コーチャンフォー旭川店さんにも伺いました。
三省堂書店の店長さんは、お休みの所私たちのことを待っていてくださり、あたたかく迎えていただき、またまた感激でした。
事前にもったいないばあさんの本をたくさん買ってくださった方がいらして
伺った際にはあまり残っておらず申し訳ないと言ってくださった店長さん。
とってもやさしい方でした。
ありがとうございました(_ _)

コーチャンフォーは釧路が本店の北海道のジャンボ書店さん。めちゃくちゃ大きい!
まるで倉庫のようにありとあらゆる本が置かれていて、児童書売り場も巨大でした。
社長のお考えで、児童書売り場はお店の入り口のすぐ前に配置されているのだそうです。
その一番前には「もったいないばあさん」が…
またまたまた感激… ありがとうございました(_ _)

 

新しいお店のコーチャンフォーさんの場所がわからず、1時間うろうろ迷ってしまい
結局あとで剣淵の竹内さん下田さんに連れて来ていただきました。
剣淵から旭川は、ナビ通りに行くと1時間半くらいかかりますが、
地元の方と一緒だと、半分くらいの時間ですいすいっと行ける裏道を通って速いです。
この道、覚えられたらいいんだけどなあ。

お世話になった皆々様、
連れて行ってくださった講談社の皆さん、
本当にありがとうございました(_ _)

 

 

 

Category: イベント

もったいないばあさんのイベント+映画「じんじん」@剣淵

絵本の里大賞でおなじみの北海道・剣淵町。
絵本の館にて、もったいないばあさんのワールドレポート展「生きものがきえる」開催中です。
6/10にトークイベントがあって伺いました。たくさんの方々が町外からも来てくださったとのこと、本当にありがとうございました。
熱心に聞いていただいて、私も来た甲斐、お話甲斐がありました。
ワールドレポート展のトークの前に、絵本のおはなし会も。みんな楽しんでくれたかな?

 

この前日に、剣淵を舞台にした映画「じんじん」のロケに参加させていただきました。
ちょうど授賞式のシーンを撮影されるとのことで、急遽審査員役として。
じんじんのツイッターでもご紹介いただきました> https://twitter.com/jinjin_movie/status/212486523587792896/photo/1

実際には使われるとしても数秒程度だと思いますが、撮影は何時間もかかりました。
だけど、子どもたちも文句も言わず立ったり座ったり拍手したり、よくがんばりました。
↓記者役で出演の本物の記者さん、五十嵐くんが送ってくれた写真です。ありがとう!

 

打ち上げの大BBQパーティー火のそばで「じんじん」主演の大地康雄さんと
剣淵のみなさんとおしゃべり。
北国の幸が勢揃い。高級すぎて普段は地元の方々の口にも入らないと言われる食材、
士別のサホークラムも初めていただきました。
すべてものすごくおいしくて、余ったのもって帰りたかった。。。

 

大地さんは、たき火が趣味なんだそうです。火を囲むのは居心地がいいですもんね。
そして
旭川在住のあべ弘士さんから、絵の手ほどきを受けられたそうです。
映画の中でもあちこちで登場?のあべ弘士さんの絵。
映画の公開、とっても楽しみにしています♪

それにしても、映画のロケ日と同じ日程でたまたまトークイベントがあって剣淵に伺うなんて
タイミングよすぎ。ものすごくラッキーな偶然でした。

翌日は、帰る前に富良野の「拾ってきた家」に連れて行っていただきました。
ずっと行きたかったところ。
「物がこんなに捨てられて行くならオイラ拾ってきて生き返らせてやる!」
バスやゴンドラを部屋の一部にしたり、卵ケースを断熱材にしたり。こんな家作りたい。
竹内さんありがとうございました(_ _)/

もったいないばあさんのワールドレポート展「生きものがきえる」は、6/24まで @剣淵絵本の館
引き続きどうぞよろしくお願いします。
剣淵のみなさん、今回もたくさんごちそうになり、お世話になり、本当にありがとうございました!

 

 

「もったいないばあさん」第3回ようちえん絵本大賞

「もったいないばあさん」が第3回ようちえん絵本大賞に♪

最近出版された絵本の中から、「新しい絵本をみつけよう」をテーマに、
“子どもに読み聞かせたい絵本”、
“お父さん・お母さんに読んでほしい・お勧めしたい絵本”を選考の基準として、
財団法人全日本私立幼稚園幼児教育研究機構・調査広報委員会が選考。
特別賞3作品を含む16冊の絵本が第3回ようちえん絵本大賞に選ばれました。
「もったいないばあさん」もその中の1冊に選んでいただき、とても光栄です。
本当にありがとうございました!!

 

HPを拝見すると、2010年の第1回のようちえん絵本大賞にも
11〜20位の中に選んでいただいていました。知らなかった@o@/
第1回目は、全国の私立幼稚園約8000園の先生方の投票で選ばれているんですね。
ますます@o@/

はらぺこあおむし、ぐりとぐら、はじめてのおつかい、三匹のやぎのがらがらどん、
ぐるんぱのようちえん、おしいれのぼうけん、おおきなかぶ、どうぞのいす、
わたしのワンピース、ねずみくんのチョッキ(以上10位までが大賞)…
てぶくろ、こんとあき、めっきらもっきらどおんどん、
の次が、もったいないばあさん!
そして、
かいじゅうたちのいるところ、そらまめくんのベッド、くろよんのくろくん、
エルマーのぼうけん、おおきなおおきなおいも、きょだいなきょだいな(以上11〜20位)

このすごいラインナップの中に、
もったいないばあさんが先生方の投票によって入れていただいていたなんて…
それを知らなかったなんて…
もったいなかったすぎる!
投票してくださった皆さま、本当にありがとうございましたm(_ _)m
感謝の気持ちでいっぱいです;;

Category: 絵本

仙台〜亘理町〜山元町へ

●3/20は、よむよむもぐもぐ広場出演のため仙台へ。
食育と絵本のコラボのイベントで、私は福岡に次いで2回目の参加です。
サトシンさん、きむらゆういちさん、すまいるママさんのトークイベント&ワークショップもあり、 とても盛り沢山な楽しい1日でした。
石巻からもバスで子どもたちが遊びにきてくれました。
来てくださった皆さんありがとうございました!

終了後には、イベントの運営スタッフの方々と打ち上げパーティー。
みなさんの「子どもたちの笑顔のために」という熱い思いがあってこその大イベントでした。
よむよむもぐもぐの熱いイベントは、これからもまだまだ続きそうです。

 

● 翌日は、朝から亘理町へと向かいました。 昨年9月におはなし隊と訪れた荒浜保育所。
さんぽのきプロジェクトからクリスマスプレゼントも贈らせていただきました。
海の近くにあった元の園舍は津波で流され、中学校の3階に逃げてヘリコプターで救助された子どもたち。
先生方は3日間そこで過ごされたそうです。
1年が過ぎて、子どもたちはなんとなく前よりももっと、元気にすくすくしているように感じました。
またみんなにも先生方にも会えて、とてもうれしかった!

もったいないばあさんの絵本と、おむすびころりんとさんぽのきを読んで、
絵描き歌で遊び、音頭を輪になっておどりました♪
去年のことみんな覚えててくれて、ぐっと親しんでくれたかんじ。楽しい時間でした。
卒園の子どもたちが、お返しに「にじ」と「スマイル」を歌ってくれて… 一緒に行ったお姉様がたも私もうるうる…
みんな、おめでとう。ありがとう。
この日、仮園舍ではガス湯沸かし器のとりつけ工事が行われていました。
それまでは電気ポットのお湯で、お手手やお尻を洗ったりしていて… ヒューズがとぶこともあったそうです。
「寒い日には、子どもたちが『水が冷たくて手が切れそう』と言っていたけれど、 それもまたいい経験になるかなと思ってね」
と園長先生。いつも前向きで明るくて、すてきな先生です。
この4月に吉田保育所へ異動になられるとのことですが…そちらにも荒浜にも、また遊びに行きますね!

 

● そのあと、山元町のふじ幼稚園にも伺いました。
すでに春休みに入っておられるところ、保護者の方々と子どもたちが集まってくださったとのこと。
ここでも、もったいないばあさんのおはなし会をさせていただきました。

もったいないばあさんに似てる人はだれでしょうクイズでは、ほとんどみんな 「観音様」と答えてくれて驚いたんですが…
園長先生がいつも、 「男の子はお地蔵様、女の子は観音様が守ってくださっていますよ」
とお話されているのだそうです。
こちらのふじ幼稚園は、津波の濁流にバスがのまれ、園児8名と先生が亡くなられました。
園長先生から、亡くなられたお子さんのお一人、ひな乃ちゃんが、もったいないばあさんが大好きだったんですと伺い、
ひな乃ちゃんあてに絵本にサインを入れさせていただきました。
「いつもこの子たちといっしょにいるんですよ」と額に入ったお写真も見せていただき、 胸がつまりました。
私も忘れません。
「心が折れそうになるときもあるけれど、『このふじ幼稚園がいい』と通ってくださり、
応援してくださる方々のために、 再開しました」と、仮の園舍で保育をされています。
先生のことも、子どもたちのことも、お地蔵様と観音様が守ってくださいますように。 私も祈っています。
そして、また行きますね! 皆さんに会えて、とてもうれしかったです。

 

Category: イベント

おむすびころりん♪

「おむすびころりん」ができました!

「おむすびころりん」令丈ヒロ子・ぶん/真珠まりこ・え/講談社

チューたちがかわいい、悪いおじいさんもいいと好評です。
作の令丈ヒロ子さんは、「若おかみは小学生」シリーズで大人気の作家さん。
「メニメニハート」と「パンプキン!模擬原爆の夏」いただいて読ませていただきました。
失礼ながら、さすがうまいしおもしろい。作家さんの頭の中はどんな風になっているんだろうなあと思いました。
「おむすびころりん」もテンポよく、小さい子にもわかりやすく楽しいです♪

この本は、ぜひ祖父江慎さんデザインの見返しも、忘れずにみていただきたい本です。
白地の紙の上に、ねずみの白をのせてこだわりの上質感あり。POPでかわいくてしかも上品。
本文の白も、おもちの白とおじいさんのひげの白とねずみの白は同じ白にしましょうか、
それともそれぞれ違う白にしましょうかとこだわっておられました。
よーくみると、ねずみの白と、おもち&おにぎりの白はちがう白なんです。
食べものの白は少しあたたかみのある白の方がいいですよねとのこだわりでした。
おじいさんの髪とひげとまゆげは、絵の具の白。チューたちは紙の白がベース。
おにぎりはその白に少しあたたかみをプラス。白はこんなにおしゃべりだったんですね。

★さて、このおむすびころりん、ただいま絵本ナビにてレビューコンテスト実施中。
オリジナル原画やポストカードなどのプレゼントがあります。ぜひご応募ください!
2012年4月4日まで。
「おむすびころりん」の他、「ももたろう」「はなさかじいさん」もあります。
全ページ試し読み&それぞれの画家による朗読映像もあり。武田美穂さん、松成真理子さんと私です。
よろしくお願いします♪

Category: 絵本

新潟でもったいないばあさんのおはなし会とWR展 & 絵本ナビさん

1/21(土)、西新潟市民会館に伺いました。
もったいないばあさんのおはなし会と
もったいないばあさんのワールドレポート展ギャラリートークのフルコース。
長い時間おつきあいくださった皆さん、
ありがとうございました!

 


もったいないばあさんのワールドレポート展/展示とギャラリートークのようす。
会場では、DVD「もったいないばあさんと考えよう世界のこと」の上映もありました。

この日のために、お伝えしている内容に更新する情報やデータがないか、ユニセフさんにお願いして確認する作業をしていました。
世界で最も貧しい暮らしをしている人たちは、世界子ども白書2011によると人口の約26%。
4人にひとりが世界の最貧困層と言われる人たちで、あきらかに増えています。
去年はいろいろな国々で格差問題のデモが起きました。。。
世界の問題は、よくなってきていることも中にはあるけど、問題がひどく大きくなっているように見えることもあります。
データ不足で現状がわからないことも。

子どもたちも熱心に聞いてくれました。

 

もったいないばあさんのおはなし会は、定員200名のところ、
たくさんのお申込みをいただき、イスの数を増やして
300名の方々にご来場いただくことができました。
最後のもったいないばあさん音頭では、ステージに子どもたちがあがってくれて、
いっしょに踊りました♪ みんなのいい思い出になったらいいな。

 

企画&主催してくださった新潟市西区役所地域課の江戸さん(右)と、
迎えにきてくださったキムタクにそっくりの同課 阿部さん(左)
新潟市西区役所地域課の皆々さま、本当にお世話になりました。
すてきなイベントを開催していただき、心から感謝しています。ありがとうございました!

そうそう、↑この写真は、ご近所にお住まいのサトシンさんが撮ってくれました。
お忙しいところ来てくださってありがとうございました〜サトシンさんとの写真は
お目め半開きのためぼつ。。。すみません^^;

この日、「このへんはあんまり雪降らないんですよ」って伺ったばかりだったのに、
翌週から大雪で大変なことになってしまいました。
どうぞお気をつけて、早く皆さまの日々のくらしに平常が戻りますよう願っています。

 

 

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サトシンさんとは、絵本ナビさんのインタビューにもごいっしょさせていただきました。
2/15頃の絵本ナビさんのメルマガで、「さんぽのき」をご紹介くださる予定です。
金柿さんにお会いしたのは、たぶん7〜8年ぶり。
「もったいないばあさん」が出たばかりの頃に、インタビューをしていただいたことがあります。
相変わらずすてきな方でした。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
ライターの編集者木村さんも、ちょこちょこお世話になっている方でした。
記事楽しみにしていますね。

 


ちょっと緊張してる^^*

★絵本ナビさんのインタビュー記事アップされました>>>
スペシャルインタビュー/音楽と絵本を融合させたチャリティー絵本「さんぽのき」/サトシン&真珠まりこ

 

 

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以下、最近の雑誌、新聞のインタビュー記事など書かせていただきました。

●婦人之友社発行の雑誌「明日の友」196号にて、「世界の平和を願う マータイさんのメッセージ」
マータイさんとの思い出、大切なメッセージ、もったいないばあさんの思いなどを書いています。
機会がありましたら、ぜひご一読くださいませ。

 

●中国新聞 10代がつくる平和新聞「ひろしま国」に掲載される記事のため
スカイプでインタビューをうけました。かわいい中学生記者さんお二人。
2012/2/14掲載: 特集「もったいない」争いなくすおまじない

 

●1/21の新潟のイベントの記事を、1/24新潟日報と1/23毎日新聞の新潟版で掲載していただきました。
ほっとするニュース:絵本「もったいないばあさん」作者の真珠さんが読み聞かせ会

 

 

Year of the Dragon と魅惑の音楽団♪

2012年になりました。
イヤーオブザドラゴン!龍が天に昇るように、いい年になりますように。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

1/15(日)は、藤沢で魅惑の音楽団のコンサートがあり、
私とサトシンさんも伺って、さんぽのき♪を歌いました。
といっても私は、声のでない音域なので…ほんとにちょっとしか歌ってないんですけど…
(それなのにステージに上がってすみません^^;)
サトシンさんは上手でした。そして、中学生もコーラスに参加して歌ってくれました♪

 


photo by Tatsushi Mochizuki

魅惑の音楽団の演奏は、本当に本当にすばらしかった!!
それがどんなにすばらしかったか言いたくて
興奮冷めやらぬうちにと思い、重い腰をあげて、今年初めてのブログを書くことにしました。

「さんぽのき」の歌の作曲家・安田しん二さんと外山和彦さんの「魅惑の音楽団」は、
ジャンルの違う一流のミュージシャンが集まって、世界中の楽器と音楽を融合させて演奏する楽団です。
メンバーは、その分野ではこの人と言われる第一人者の方々がいらして、一流のプロのミュージシャンばかり。
オーケストラで演奏されているクラシックの弦楽四重奏の方がたもいれば、
ばりばりロックのエレキギター&ベース、インカやアンデスの楽器ケーナ、中国の二胡、
篳篥(ひちりき)や笙(しょう)の雅楽器、尺八などもあり、
パーカッションはドラム以外にもお二人、こんなにいろんな楽器があるんだと思うほど
たくさんの音が折り重なって、そしてそれが、1+1=2以上の効果を生み出して、
深みのある音楽を創っていく。
クラシック、ロック、民族音楽、和楽のプロが集まって、みんなで一緒に演奏するっていうことが、
魅惑の音楽団の魅力で、他にこんなことしている人たち、めったやたらにはいないそうです。
しかもみんなその道では一流のミュージシャン。ほんとにかっこよくてすばらしいコンサートでした。
最後に演奏された「ヤダ…ぼくらは負けない」という歌は、「さんぽのき」と同じメロディ。
元々こちらの歌が最初にありました。
これを作った前田さん、外山さん、安田さんの思いが伝わって来て、心に響き、とても感動しました。
満席で立ち見の方もいましたが、もっともっとみんなに観てほしかった。。。
次回の演奏会はぜひお見逃しなく。

 

魅惑の音楽団のメンバーがどんなにすごい方々か、見てください!
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●工藤美穂さん:1stバイオリン
桐朋学園大学音楽学部卒業後フランスに渡り、ヨーロッパ各地でソリストとして演奏。ミュージカルや首相官邸晩餐会での演奏など幅広い場で活躍。

●小原直子さん:2ndバイオリン
東京芸術大学別科バイオリン専修、国立音楽大学器楽科卒業。バイオリンの他に、ビオラ、チェロ、二胡もこなすマルチストリングスプレイヤー。クラシック以外にも、ミュージカル等様々なジャンルで活動している。

●佐藤雅子さん:ビオラ
桐朋女子高等学校音楽科から、同大学音楽部バイオリン科へ。卒業後ビオラに転身。ヨーロッパ各地で室内楽の演奏活動。現在は、音楽仲間RUHE、アンサンブル・テルツェット、ポピュラーバンド、Walnutsなどの活動にも参加。

●井上とも子さん:チェロ
桐朋学園大学音楽学部卒。台湾の音契管弦楽団の首席チェロ奏者・ソリストとしての客演や、メキシコ政府招聘によるコンサートをメキシコ各地で開催。国際的にも高い評価を得ている。

●汪成 さん:二胡
国際芸術交流フェスティバル公演でデビューし、NTTドコモコンサートやCM音楽に参加。中国政府奨学生として北京中央音学院に留学。中国上海古典民族音楽コンテスト3位。

●稲葉明徳さん:篳篥、篠笛、龍笛、笙、サックス
19歳で雅楽界最高峰の「東京楽所」に抜擢される。NHK大河ドラマ(今の平清盛も)や黒沢明監督「夢」などTV、映画での演奏の他、ベルリンフィルハーモニックホールにソリストとして立った唯一の日本人でもある。世界各地で演奏活動。

●菱本幸二さん:ケーナ、シーク、チャランゴ、ボンボ
ボリビアでチャランゴの第一人者であるエルネスト・カブールに認められグループに参加。日本ではもちろん、本場ボリビアでも、トップ・プレイヤーとして君臨。

●パトリック・ハラランさん:トロンボーン、尺八
アメリカ・オハイオ州出身。秋吉敏子のビック・バンドのトロンボーン奏者でありながら、尺八は東京芸大で学んだ腕前。

●長谷川友二さん:ギター、マンドリン、バリトン・ウクレレ、ボーカル
セッションギタリストとして、篠原涼子、ルクプル、鈴里真帆、沢田研二、本田美奈子など数々のアーティストをサポート。ロックからジャズ、ボサノバ、クラシック、フォーク、フラメンコ等幅広く演奏し、年間100本以上のライブをこなす。

●今泉洋さん:ギター、マンドリン、アイリッシュ・ブズーキ
約30年間、常に第一線のスタジオミュージシャンとして活躍。一時の日本のポップスで、ロック系のギターソロの大半は彼だったこともあった。アニメなどへの楽曲提供も多い。また、尾崎豊のアルバムのプロデュースなど幅広く活動。

●外山和彦さん:指揮、エレクトリック・ピアノ
作編曲家。バークリー音楽大学に留学し、首席で卒業。NYやLAで活動ののち帰国。数多くのCM、TV、ミュージカルの音楽を担当し、「ファイナルファンタジー」などゲーム音楽のオーケストラ版CDのアレンジが評判となる。魅惑の音楽団の楽曲アレンジも担当。

●吉岡よすおさん:E.&A.ベース、ギタロン、ギター、ウクレレ
ベンチャーズのノーキー・エドワーズのサポートを始め、鈴木康博(オフコース)、山本潤子、細坪基佳(ふきのとう)、シモンズ、はしだのりひこ、大野真澄(ガロ)、岸田智史と言ったフォーク系のアーティストとも多数共演。エレキ・ベースの他にも、アコースティック・ベース・ギターやアップ・ライト・ベース、メキシコの民族楽器ギタロンなども弾きこなす、マルチ・ベーシスト。1/15のライブには残念ながら欠席。

●椎名邦仁さん:E.ベース、ギター、シタール、ウクレレ、コーラス:
ニューヨーク市立大学で作編曲を学ぶ。LAにてCMの音楽プロデュースに携わり、ジェームズ・ブラウン、ローリングストーンズ、クレモンティーヌ、Earth Wind & Fire、ホリー・コール等数々の国内外のアーティストとセッション。平原綾香、J-Friends、V6などに楽曲を提供。また、CM、劇伴作家として多数の映像音楽を作編曲している。

●宗像仁志さん:パーカッション、ベース
18歳からプロのパーカッショニストとして活動。作編曲家としても、SMAP、KinkiKids、TOKIO、嵐、滝沢秀明、島谷ひとみ、TRFなど、人気アーティストの作品を多数手がけている。

●伊勢友一 さん:クラシック系打楽器
ソロ、室内楽、オーケストラにおいて幅広いジャンルのコンサート、レコーディングに出演し、坂本龍一の演奏活動にも参加。また、作曲家として打楽器音楽、現代音楽性をとりこんだ新しい作品を作っている。

●安田しん二さん:ドラムス、カホン、チャランゴ、テナー・ウクレレ、ボーカル
ハードロックドラマー、スタジオヴォーカリストを経て25歳で作曲家に転身。SMAP、近藤真彦、森高千里、嵐、浅香唯、少年隊等数多くのアーティストに作品を提供。少年隊のミュージカル「PLAYZONE」ではメインテーマソングを担当。現在シンガポールの映画音楽を製作中。

 

 

以上魅惑の音楽団のみなさんでした♪

「さんぽのき」の作詞家の前田たかひろさんのお友だちの矢野さん、サトシンさんからお写真いただきました。ありがとうございました!
チラシのスキャンは自分でやってみたけど、やっぱりうまく見えないかな↑(・_・;

 

打ち上げで、さんぽのき♪チームのみなさんと↓
右は、作詞家の許瑛子さん。デビュー作は明菜ちゃんの「サンドベージュ」だそうです。よく歌ってました♪

「さんぽのき」前田たかひろ・原作 サトシン・文 真珠まりこ・絵 文溪堂
歌のCDつき♪「さんぽの木」前田たかひろ・作詞 外山和彦&安田しん二・作曲
魅惑の音楽団の演奏! CDの製作:コロムビアレコード
この本およびCDの著作者印税100%を、東日本大震災で被害にあわれた方がたへの支援金として寄付させていただきます。
絵本ナビのページ

 

Category: イベント , 絵本

大阪、千葉、福岡でおはなし会&FCAフェスティバル

ブログごぶさたです。いろいろありました。

●11/27は、大阪・寝屋川市の新しくオープンしたアルカスホールでもったいないばあさんのおはなし会。
とてもきれいなホール。
今回はめずらしく全席指定の事前申し込み制で、心配しましたが
そんなめんどくさそうな予約の中満場のお客さまが来てくださり
すごくうれしかったです。来てくださった皆さん、主催の皆さん、ありがとうございました。

 

●12/1は、千葉・船橋市にて大人向けの講演会。
高校の同級生まほちゃんによばれて伺いました。
まほちゃんは某TV局のアナウンサーをしていたので、
声もきれいし話もめちゃうまい。
私より自分でしゃべればいいのに。
ひさしぶりに会えてうれしかったです♪みなさんもありがとうございました♪

そのときにいただいたもったいないばあさん↓
泰美ちゃん、ありがとう!

 

●12/3は、福岡のよむよむもぐもぐ広場のイベントに出演させていただきました。
食育と絵本のイベント。大きなケーキも登場してみんな喜んでたなあ。
おかげさまで、もったいないばあさんのおはなし会も盛況でした♪
主催の皆さん、講談社おはなし隊の渡辺さん、ありがとうございました!
前日入りして、同じく出演者のサトシンさんと、ブックヘルパーのりっちゃんこと井上りつ子さんといっしょに
書店さん、日販さんにごあいさつにうかがいました。
チャリティー絵本「さんぽのき」どうぞよろしくお願いします。
そして他の本たちも末永くよろしくお願いしますm(_ _)m

サトシンさんから写真もらってはりつけました↓

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夜は「こどもの絵本大賞in九州」事務局で福岡の書店児童書担当の皆さんと熱く語りつつ
飲んだくれのサトシンさんと私たち。とってもやる気になりました。
この本すごくいいですねって言ってもらえる本つくろって。
がんばります^^/y

そうだ言わなくちゃ。この日12/2、私は飛行機に乗り遅れ、待ち合わせに遅刻。
その前の日から福岡入りして待っててくれたサトシンさんをさらに待たせることに…>o</
ほんとにすみませんでした(_ _) 何言われても仕方ないんですけど、でもツイッターに
「真珠まりこさんから電話で『のりおくれちゃった〜ん』だと」なんて書き込み、しないでほしいの。
訂正してくれないから、自分で言うしかないと思い、翌日福岡から帰ってすぐに私がしたのは、
ツイッターで自分名のアカウントを作り、「そんなこと言ってません!」と言うことでした。。。
「たあ〜ん」なんて言わないですから!
…ともかくそんなわけで、個人ツイッター始めました。@marikoshinju
もったいないばあさんのメッセージ@mottainiabaasanとあわせて、こちらもどうぞ、よろしくお願いします。
だけど、今はもうみんなツイッターからフェイスブックに移行しているとか?
私はフェイスブックまで手がまわらないかなあ。
@marikoshinjuのツイッターも今は、キャラクターからは言えなかった、
気軽な意見が言えるようになって
水を得た魚のように楽しくつぶやいているけど、
絵本の制作ががっつりの時期になったら、時間的にむりだろうなあ。
でも今はせっかくだから、すきなことつぶやくのを楽しもう。
これからは、社会的な発言も増やしていきたいと思っています。

 

●12/6は、JASRACのけやきホールで行われた
日本を代表する作詞家作編曲家さんたちの集いFCAフェスティバル
「さんぽのき」を歌いました♪ 私はほんのちょっとですけど^^
子どもたち&大人のコーラスも入ってゴージャスな演奏でした。
演奏は、「さんぽのき」の作曲家、外山さんと安田さん率いる魅惑の音楽団。
演奏を生で聴くのははじめて。
さすがみなさん、第一線で活躍するプロのミュージシャン。
本当にすてきで、すばらしかったです。
サトシンさんの歌う「さんぽのき」も、安田さんが歌う同じ曲で別詩の『ヤダ…ぼくらは負けない』もよかったし、
コーラスもよかったし、
ひとつの曲が編曲によってこんなに変わるんだって言うのを発表する場でもあったそうです。
おもしろかった♪

 

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以前 マイECO22号で巻頭インタビューの取材をしてくださった毎日新聞の明珍さんが、さんぽのきプロジェクトの
取材にきてくださいました。そのときに撮影したさんぽのきチームメンバー↓
そして、文溪堂担当編集者の国頭さん。おつかれさまでした♪

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記事はこちら↓

記事にちょっと修正:絵本の物語を元にして歌を作ったのではなく、元々歌があって、絵本を作り、
そしてまた絵本に合わせて歌を作り替えていただき、「さんぽのき」が出来上がりました。
元々あった歌は、さんぽのきと同じメロディの別詞「ヤダ…ぼくらは負けない」。
こちらも胸に響くいい歌です。

 

さんぽのきプロジェクトから、宮城県亘理町荒浜保育所の子どもたちに
クリスマスプレゼントを送ります^^♪
みんな喜んでくれるかな。

 

Category: イベント

乙武洋匡さんと/dandanの対談

講談社絵本通信の情報誌【dandan】vol. 25号ができました。
今回は、先日の乙武洋匡さんとの対談記事が、掲載されています。
テーマは、「これが絵本の底ぢから」
そして、全国訪問おはなし隊14000回記念に同行して、私も宮城へ伺った際のレポートも。

 

 

絵本の底ぢから…

前向きに生きて行くためには、希望が必要で、希望をもつためには、心がうごく体験が必要。
同じ場所に暗く重い心でいると、そのまま動けない気がしてきます。
絵本は、心がうごく体験をする手段のひとつ。
だれでも手軽に、ページをひらくだけで、お話の世界に入ることができます。
わくわくしたり、どきどきしたり、じーんとしたり…
心が動く体験があれば、また動き出そうという気持ちになれると思うんです。

乙武さんからは、仙台での始球式のこと、石巻市の渡波小学校で、
FUNKISTと演奏をされたお話なども伺いました。
音楽や、スポーツを通して、メッセージを楽しく伝えられるって、すてきですね。
からだも心もたくさんうごかして、豊かな人生を送ってほしいです。

 

 

3/11のあと、すぐに被災地に行ってボランティア活動できないことに、申し訳なさや、
あせりや無力感を感じていました。
乙武さんも、自分が行っても足手まといになると思っておられたとのこと。
あの被災地の映像を見たら、だれだってすぐにとんで行って、できることはなんでもしたい
と思ったと思う。
だけど、子どもがいたり仕事があったり、何かしらの事情でとんで行けなかった。
私もそう。すぐに行けないことに罪悪感を感じていました。

そんなとき、乙武さんの本「希望 ーぼくが被災地で考えたことー」を読んで、
それぞれができるときに、できることをすればいい。役割分担だから。…と言っていただき…
頭ではわかっていたけれど、本当にそれでいいんだと納得。安心しました。

 

私は、乙武さんは「希望」をわかりやすく体現している方だと思います。
身体のない部分が多い乙武さん…
健常者がある日突然そうなったら、その人は絶望してしまうかもしれない。
けれども、こんなにも生き生きと輝いて、毎日を楽しんでいる乙武さんに会うと、
自分もまたがんばろう、やってみようと希望を感じ、勇気がでてくるんだと思う。

 

紙面に掲載されたこと以外にも、いろいろなお話を伺いました。
その中には、皆さんにとっても、生きるヒントになるのではと思うことも。
乙武さんは、本当に毎日楽しそうで、
「よくそういわれるんですよ^^♪」って笑うけど、
特別なことではなくて、ただすきな人と話をしたり、ごはんを食べたり…
そういうことが楽しいんだそうです。
なんとなくそうなんじゃないかなって思うんですけど?って聞いたら、そうです♪って。

 

「子どもたちにとって家庭はとても大切」という話もしました。
自分の存在に肯定感と自信をもって生きていくために。命の大切さがわかるために。

 

 

11/23掲載の毎日新聞連載コラム「もったいないばあさん日記」に、乙武さんとお話したことのエッセンスをこめました。↓クリックすると大きくなるので、読んでみてくださいね。

 

この文の最後のことば
「もしも、自分が死んでも悲しむ人なんて誰もいないと言う子がいたら、
私がすごく悲しむよと言って、いっしょに泣きたいよ」というのは、
「自分が死んだって悲しむ人なんかだれもいないと言う人に、なんておっしゃいますか?」
と聞いた時に、「ぼくが悲しむと言います」との乙武さんの答えでもあります。
もったいないばあさんならこう言うだろうと私もずっと思っていたことですが、
コラムの中にはそこまで書けず、すみません。せめてブログにと思い、今書いています。

乙武さんは、明るくてやさしくて、謙虚で真摯。
思いやりと感謝の気持ちがあって、常に子どもたちのことを一番に考える愛がある。
もったいないばあさんがいつも大事に思っていることを
ながなが説明しなくてもわかってくださると感じました。
お話しできて、本当にとてもうれしかったです。

 

最後に、
「もったいないばあさんと何かいっしょにできたらいいですね。
いっしょにすることで、よりよくなる何か」と乙武さんが言ってくださったのも、
すごくうれしかった!いい企画をぜひどうぞ、よろしくお願いします!

 

 

↑「dandan vol.25」の対談記事も、機会がありましたらどうぞご一読ください。
dandanは、おはなし隊のイベントで無料配布するほか、下記の方法でご購読いただけます。:

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〒112−8001
東京都文京区音羽2−12−21
講談社 児童局 「dandan」編集部
TEL: 03−5395−3533

●dandan vol.25 表紙は、「でんせつのきょだいあんまんを はこべ」
サトシンさん作/よしながこうたくさん絵。超大作!

 

 

★最後の最後になりましたが、
ツイッターで話題の「オトことば」も読みました!
乙武さんのメッセージがわかりやすく響く。共感できる。
ただ言いたいことを並べてるのではなくて、ひとつひとつ、短くても心のこもった
ドラマなやりとりだから。
印象に残ったのは、「以前美輪明宏さんが『乙武さんは来世は間違いなく菩薩様』
とおっしゃったのを思い出しました。素敵ですね。ニッコリ」というフォロワーさんのツイート。
私も、
乙武さんって、菩薩さまが若い人にメッセージを伝えるために今風に姿を変えたような人だなあ…
と思っていたので、やっぱり!と思いました^o^/!
あ、でも…エロなんでしたっけ^^?

 

Category: 人、対談 , 絵本 , 連載