カイラシュ・サティヤルティさん

来日中のカイラシュ・サティヤルティさんと。

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ノーベル平和賞を受賞されたカイラシュさんは、児童労働や人身売買を撲滅するための団体「BBA/SACCS・南アジア奴隷解放連盟」をインドで設立し、子どもたちの救出に取り組んでこられました。これまでに8万人以上の子どもたちを、カイラシュさんが直接現場から救出されてきたそうです。
私は2009年、「もったいないばあさんと考えよう世界のこと」制作のためインドのBBAに伺い、児童労働から救出されリハビリをうける子どもたちを取材させていただきました。
子どもたちが働かされている問題は、地球で起きている問題の中で、自分自身が一番気になること。すべての子どもたちが笑顔で安心して暮らせる世界を願い、これからもカイラシュさんたちの活動を応援していきたいと思います。
絵本「もったいないばあさん(Mottainai Grandma)」は、ヒンドゥー語の通訳と一緒にBBAの子どもたちにも読ませていただきました。そして今度はJICAが支援するインドの環境教育に使用されることになり、またインドに行きます。

カイラシュさんを招聘された日本のNGO・ACE
http://acejapan.org/about/mission
は、世界の子どもたちを児童労働から守るために活動されています。代表の岩附さんには、もったいないばあさんのワールドレポート展の内容をまとめる時からいろいろおしえていただき、取材のためにBBAをご紹介いただいたり大変お世話になりました。私もマンスリーサポーターです。

5/14 もったいないばあさんのワールドレポート展&講演会@千葉県ユニセフ協会

全国の日本ユニセフ協会支部にて巡回展開催中のもったいないばあさんのワールドレポート展。
5/14は、千葉県ユニセフ協会主催、船橋市へ。
絵本を読みながら、ワールドレポート展の内容と「もったいないには愛がある」の講演会がありました。
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もったいないばあさんのワールドレポート展ではユニセフHPで紹介されている
世界の子どもたちが登場します。その子たちの話を通して、いま地球で何が起きているのか、
それらの問題が私たちの暮らしとどうつながっているのかをお話させていただきました。
なぜもったいないばあさんをガイド役にしたのか、何を伝えたいのかも。
命の大切さを伝える「もったいない」と、もったいないばあさんの平和のメッセージが
世界に広がっていきますように。

敬愛大学国際学部・山口先生のゼミ&サークルの学生さんたちも来てくださいました。
みなさん、ありがとうございました!

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千葉県ユニセフ協会&ボランティアスタッフのみなさんと
石井食品 コミュニティハウス Viridianにて。

このあと巡回展は、広島県と奈良県を回った後、7月にもう一度千葉で展示されるそうです。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。