読売新聞教育ネットワーク「SDGsリレートーク 『じぶんごと』からはじめるために」

読売新聞教育ネットワーク「SDGsリレートーク 『じぶんごと』からはじめるために」
以前講演で伺った学校の校長先生をされていた田中先生がインタビューしてくださいました。3回シリーズ。

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●3回シリーズの上は、もったいないばあさんと川の本を作ったきっかけなど
https://kyoiku.yomiuri.co.jp/sdgs/jibun/contents/sdgs4.php

●中は、「もったいないは、敬う心」SDGsについて思うこと、もったいないばあさんのワールドレポート展についてなど
…絵本は心を育てるもの。「もったいないばあさん」を読んだらSDGsが分かるというのではなく、絵本を読むことで、もったいないと思う心をもってもらえたらと思います。

https://kyoiku.yomiuri.co.jp/sdgs/jibun/contents/sdgs4-1.php

●下は、もったいないと「和」の話など
自分の町や国をすきになったり誇りに思う気持ちは大切だと思う。そうなれば、もっと一人一人が、その町をよくしよう、自分にできることをしたいと思うようになるんじゃないかなって…
https://kyoiku.yomiuri.co.jp/sdgs/jibun/contents/sdgs4-2.php

 

 

イベントページに掲載しましたが、こちらにも書きました。よく講演会でお伝えしていることをまとめてお話できたので、よかったらご覧になってみてください。

9/5「もったいないばあさん かわをゆく 」絵本原画展トークイベント開催します

私は今北海道に来ています。
絵本の里・剣淵町で開催される原画展のトークイベントに行きたくて、どうすればいけるだろうと考え、自費でPCR検査を受けて陰性→2週間前に北海道入りするという方法をとることにしました。調べてみると、PCRは自費ならば、指定の病院や通販で誰でも受けることができます。そして、15泊のワーケーションがとても安く予算内で収まるプランあり、旅先で滞在しながら仕事をするという前からやってみたかったことを試すことにしたのです。
周りにコロナの人がいない&自分も症状がないなら、検査受けなくてもよかったんじゃないというご意見もあり。私もそうかもと思うけど、東京からいくことで気にされる方はおられると思うし、何より自分が気になって仕方ないので、これも試しにと思い、受けてみました。

この方法を毎回自費でするのは予算的に無理だけど、陰性という結果をみたらやっぱりほっとしたし、PCR検査がもっと気軽に受けられたら良いのにと思う。
ともかく、今回はコロナ前から決まっていた、めったにない原画展イベントなので、ぜひとも剣淵に行きたい特別な理由がありました。

自分が行くことも来てくださいともなかなか言えず、告知ができてなかったのですが……
9/5「もったいないばあさん かわをゆく」 原画展初日は予定通り、絵本の館でトークイベントを開催します。三密にならないように感染予防対策をとって行いますので、よかったらどうぞよろしくお願いいたします。

原画を見ることでしかわからない、もったいないばあさんのデコボコした立体感のある作風は、見応えがあると思います。ぜひ原画展もご覧になってください。

トークイベントは、子どもたちのために絵本も読みますが、
大人の方にも、制作秘話を聞いていただけたらと思います。
インドのガンジス川を上から下まで下る旅をしたことがきっかけで、
この本を作りました。日本に戻ってからも、多摩川べりを歩いたり、鴨川の源流部に最初の一滴を見に行ったりして、見えてきたものは、「水のつながりは、命のつながり」。
インドの旅の話も面白いと思います。

●「もったいないばあさん かわをゆく 」絵本原画展
2020年9月5日(土) ~ 9月29日(月)
at 剣淵町絵本の館 展示ホールB
9/5(土)14時〜トークイベント
*絵本の館では、ちょうどけんぶち絵本の里大賞開催中。過去1年間に出版されたたくさんの絵本の中から選んで投票もされてくださいね。私は今年はエントリー作品がなくて他の皆さんの絵本に投票します*

制作の仕事はもともとこもってやるものだし、打ち合わせも電話とメールでなんとかなり、人と会わなくても大丈夫な2週間。
涼しい風がふく公園をお散歩できるだけで天国のよう。
感染者のいない地域では、まるでコロナなどないことのような、普通の生活なんだなあと、複雑な気持ちにもなるけど。。どんなふうに暮らしていきたいかますます考える機会になりました。

Category: イベント , 絵本

「もったいないばあさん かわをゆく」原画展

9/5から北海道の絵本の里、剣淵町・絵本の館にて、「もったいないばあさん かわをゆく」原画展が開催されます。ただいま原画の修復作業中。以下はイベントページにも書きましたが、ここにも。
もったいないばあさんの原画は、描いて切って貼って作っていて、紙が重なっているところがぼこぼこして立体的です。着色の基本はカラーインクを使用のため退色しやすく、長く展示すると色が抜けてしまうのです。
それで色がぬけてうすくなってしまったところを修復しているのですが、今回は不透明水彩を使用して着色しました。
なぜ最初からカラーインクではなく退色しにくい画材を使わないかというと、最初の本の原画の質感と統一したくて、というのと、カラーインクの発色がとてもきれいで、他の画材では出せない鮮やかだけどなつかしいような質感がある、と思うから。原画展のことを考えたら他の画材に変えたほうがよいと思いながら、絵本にした時の出来上がりがやっぱり一番と思いずっとカラーインク。元の鮮やかな発色を留め置く技があればいいのに…と何年も発明を望んでいます。
そういう事情もあって、もったいないばあさんの原画はあまりたくさん展示会ができないのと、ぼこぼこ立体的なのも原画で見ないとわからない迫力や面白さがあって、見応えがあると思います。お近くで展示の際には、ぜひぜひご覧になってください。
ぼちぼち作業を終えて、剣淵に送ります。

 

 

Category: イベント , 絵本

もったいないばあさん/Mottainai Grandmaアニメーション各国語版公開

「もったいないばあさん」のアニメーション日英語版に続き、本日、スペイン語、フランス語、中国語、ヒンディー語版が公開されました。このあとの3作品も、毎週ごとに公開予定です。
アニメHP(https://mottainai-baasan.com)のlanguageから各国語のページを選択していただくか、下記Youtube channelからご覧いただけます。
世界のたくさんの人たちが、もったいないばあさんの絵本も読んでくれるようになったらいいなと思います。

●もったいないばあさん/ Mottainai Grandma

有明抄と「もったいないばあさん かわをゆく」

2020/7/15もうひとつ、佐賀新聞・有明抄は「もったいないばあさんかわをゆく」についてでした、と教えていただきました。
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/548262
川の本を作るとき、京都鴨川源流のお寺へ、川の最初のひと雫を見に行きました。
そこで、新緑の季節、いろいろな生きものたちの命が芽生え、キラキラと輝やいているのをみて、
私は、赤ちゃんというのは、生きものたちがこの世に生をうけて、生まれ出たことを喜んでいる象徴だと思いました。
赤ちゃんというのは、生きていることを喜ぶべき存在で、そうじゃないのがもったいないと思い、本の流れができました。
有明抄の筆者さんが、川の赤ちゃんの笑顔について書いてくださり、とってもうれしいです。

NHKラジオ第一放送「武内陶子のごごカフェ」

7/15(水)NHKラジオ第一放送「武内陶子のごごカフェ」に
出演させていただきました。
電話で生出演なんてきんちょーしましたが、陶子さんとお話楽しくてあっという間でした。

●聴き逃しNHKラジオ・らじる★らじる:武内陶子さんのごごカフェ
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=3854_03
7/22まで一週間の公開です。

●もうひとつ、放送内容をテキスト版で紹介する「読むらじる。」でも。

Japan Times

Japan Timesの特集記事でもったいないばあさんのアニメについてご紹介いただきました。
紙面も全面のおおきな記事だったけど、特にオンライン版では、
作品にこめた思いやもったいないばあさんからのメッセージなど、言いたかったこと書いていただくことができました。
ありがたいです。
2020/7/10
https://www.japantimes.co.jp/culture/2020/07/10/general/mottainai-grandma-cartoon/

新刊絵本「まあるくなーれ わになれ」

「まあるくなーれ わになれ」(わたし作絵・鈴木出版)
月刊絵本から、単行本として出版となりました。
どうぞよろしくお願いいたします。

この絵本は、息子が保育園に通っていた時に園庭から聞こえてきた歌が元になっています。
♪まあるくなーれ まあるくなーれ まあるくなーれ♪ わになれ♪
お友だちと手をつないでまるくなっていました。
いまは手をつなげないのではと思うと悲しいけど、絵本を読んで、
歌いながらまるくなって輪になることを、楽しんでいただけたらうれしいです。
またみんなで手をつなげる日がはやくきますように。

私は「まるくなる」というのが元々すごく好きで、絵の描き方にも輪になるようなのが元々多い、テーブルも丸がすき、
自分の名前もまる2つ、など、まあるくなーれわになれは、何というか、自分の本質的なものか求めてるものか何かわからないけど、
真理みたいななにかを感じて、この本は、じつはすごいんじゃないのかなと思っていました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

苦手な撮影をがんばって、読み聞かせ動画を作りました。よかったらみてみてください。9月末までの期間限定で全ページ公開中。

 

 

Category: 絵本

天声人語「もったいないジャパン」

2020/6/20 朝日新聞の天声人語に、もったいないばあさんのことを書いていただきました。
最後の文章も感激です。新聞が大好きだった母が生きていたら、きっとすごく喜んだだろなと思い、仏前に供えました。

https://www.asahi.com/articles/DA3S14519475.html

「mundi」プロローグエッセイ・かわをゆく

JICA発行の雑誌「mundi」最新号にプロローグエッセイを書かせていただきました。
インドのガンジス川を旅して「もったいないばあさん かわをゆく」を作った経緯など綴っております。
水のつながりは命のつながり。
よかったら読んでみてください。