2012年になりました。
イヤーオブザドラゴン!龍が天に昇るように、いい年になりますように。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
1/15(日)は、藤沢で魅惑の音楽団のコンサートがあり、
私とサトシンさんも伺って、さんぽのき♪を歌いました。
といっても私は、声のでない音域なので…ほんとにちょっとしか歌ってないんですけど…
(それなのにステージに上がってすみません^^;)
サトシンさんは上手でした。そして、中学生もコーラスに参加して歌ってくれました♪
photo by Tatsushi Mochizuki
魅惑の音楽団の演奏は、本当に本当にすばらしかった!!
それがどんなにすばらしかったか言いたくて
興奮冷めやらぬうちにと思い、重い腰をあげて、今年初めてのブログを書くことにしました。
「さんぽのき」の歌の作曲家・安田しん二さんと外山和彦さんの「魅惑の音楽団」は、
ジャンルの違う一流のミュージシャンが集まって、世界中の楽器と音楽を融合させて演奏する楽団です。
メンバーは、その分野ではこの人と言われる第一人者の方々がいらして、一流のプロのミュージシャンばかり。
オーケストラで演奏されているクラシックの弦楽四重奏の方がたもいれば、
ばりばりロックのエレキギター&ベース、インカやアンデスの楽器ケーナ、中国の二胡、
篳篥(ひちりき)や笙(しょう)の雅楽器、尺八などもあり、
パーカッションはドラム以外にもお二人、こんなにいろんな楽器があるんだと思うほど
たくさんの音が折り重なって、そしてそれが、1+1=2以上の効果を生み出して、
深みのある音楽を創っていく。
クラシック、ロック、民族音楽、和楽のプロが集まって、みんなで一緒に演奏するっていうことが、
魅惑の音楽団の魅力で、他にこんなことしている人たち、めったやたらにはいないそうです。
しかもみんなその道では一流のミュージシャン。ほんとにかっこよくてすばらしいコンサートでした。
最後に演奏された「ヤダ…ぼくらは負けない」という歌は、「さんぽのき」と同じメロディ。
元々こちらの歌が最初にありました。
これを作った前田さん、外山さん、安田さんの思いが伝わって来て、心に響き、とても感動しました。
満席で立ち見の方もいましたが、もっともっとみんなに観てほしかった。。。
次回の演奏会はぜひお見逃しなく。
魅惑の音楽団のメンバーがどんなにすごい方々か、見てください!
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●工藤美穂さん:1stバイオリン
桐朋学園大学音楽学部卒業後フランスに渡り、ヨーロッパ各地でソリストとして演奏。ミュージカルや首相官邸晩餐会での演奏など幅広い場で活躍。
●小原直子さん:2ndバイオリン
東京芸術大学別科バイオリン専修、国立音楽大学器楽科卒業。バイオリンの他に、ビオラ、チェロ、二胡もこなすマルチストリングスプレイヤー。クラシック以外にも、ミュージカル等様々なジャンルで活動している。
●佐藤雅子さん:ビオラ
桐朋女子高等学校音楽科から、同大学音楽部バイオリン科へ。卒業後ビオラに転身。ヨーロッパ各地で室内楽の演奏活動。現在は、音楽仲間RUHE、アンサンブル・テルツェット、ポピュラーバンド、Walnutsなどの活動にも参加。
●井上とも子さん:チェロ
桐朋学園大学音楽学部卒。台湾の音契管弦楽団の首席チェロ奏者・ソリストとしての客演や、メキシコ政府招聘によるコンサートをメキシコ各地で開催。国際的にも高い評価を得ている。
●汪成 さん:二胡
国際芸術交流フェスティバル公演でデビューし、NTTドコモコンサートやCM音楽に参加。中国政府奨学生として北京中央音学院に留学。中国上海古典民族音楽コンテスト3位。
●稲葉明徳さん:篳篥、篠笛、龍笛、笙、サックス
19歳で雅楽界最高峰の「東京楽所」に抜擢される。NHK大河ドラマ(今の平清盛も)や黒沢明監督「夢」などTV、映画での演奏の他、ベルリンフィルハーモニックホールにソリストとして立った唯一の日本人でもある。世界各地で演奏活動。
●菱本幸二さん:ケーナ、シーク、チャランゴ、ボンボ
ボリビアでチャランゴの第一人者であるエルネスト・カブールに認められグループに参加。日本ではもちろん、本場ボリビアでも、トップ・プレイヤーとして君臨。
●パトリック・ハラランさん:トロンボーン、尺八
アメリカ・オハイオ州出身。秋吉敏子のビック・バンドのトロンボーン奏者でありながら、尺八は東京芸大で学んだ腕前。
●長谷川友二さん:ギター、マンドリン、バリトン・ウクレレ、ボーカル
セッションギタリストとして、篠原涼子、ルクプル、鈴里真帆、沢田研二、本田美奈子など数々のアーティストをサポート。ロックからジャズ、ボサノバ、クラシック、フォーク、フラメンコ等幅広く演奏し、年間100本以上のライブをこなす。
●今泉洋さん:ギター、マンドリン、アイリッシュ・ブズーキ
約30年間、常に第一線のスタジオミュージシャンとして活躍。一時の日本のポップスで、ロック系のギターソロの大半は彼だったこともあった。アニメなどへの楽曲提供も多い。また、尾崎豊のアルバムのプロデュースなど幅広く活動。
●外山和彦さん:指揮、エレクトリック・ピアノ
作編曲家。バークリー音楽大学に留学し、首席で卒業。NYやLAで活動ののち帰国。数多くのCM、TV、ミュージカルの音楽を担当し、「ファイナルファンタジー」などゲーム音楽のオーケストラ版CDのアレンジが評判となる。魅惑の音楽団の楽曲アレンジも担当。
●吉岡よすおさん:E.&A.ベース、ギタロン、ギター、ウクレレ
ベンチャーズのノーキー・エドワーズのサポートを始め、鈴木康博(オフコース)、山本潤子、細坪基佳(ふきのとう)、シモンズ、はしだのりひこ、大野真澄(ガロ)、岸田智史と言ったフォーク系のアーティストとも多数共演。エレキ・ベースの他にも、アコースティック・ベース・ギターやアップ・ライト・ベース、メキシコの民族楽器ギタロンなども弾きこなす、マルチ・ベーシスト。1/15のライブには残念ながら欠席。
●椎名邦仁さん:E.ベース、ギター、シタール、ウクレレ、コーラス:
ニューヨーク市立大学で作編曲を学ぶ。LAにてCMの音楽プロデュースに携わり、ジェームズ・ブラウン、ローリングストーンズ、クレモンティーヌ、Earth Wind & Fire、ホリー・コール等数々の国内外のアーティストとセッション。平原綾香、J-Friends、V6などに楽曲を提供。また、CM、劇伴作家として多数の映像音楽を作編曲している。
●宗像仁志さん:パーカッション、ベース
18歳からプロのパーカッショニストとして活動。作編曲家としても、SMAP、KinkiKids、TOKIO、嵐、滝沢秀明、島谷ひとみ、TRFなど、人気アーティストの作品を多数手がけている。
●伊勢友一 さん:クラシック系打楽器
ソロ、室内楽、オーケストラにおいて幅広いジャンルのコンサート、レコーディングに出演し、坂本龍一の演奏活動にも参加。また、作曲家として打楽器音楽、現代音楽性をとりこんだ新しい作品を作っている。
●安田しん二さん:ドラムス、カホン、チャランゴ、テナー・ウクレレ、ボーカル
ハードロックドラマー、スタジオヴォーカリストを経て25歳で作曲家に転身。SMAP、近藤真彦、森高千里、嵐、浅香唯、少年隊等数多くのアーティストに作品を提供。少年隊のミュージカル「PLAYZONE」ではメインテーマソングを担当。現在シンガポールの映画音楽を製作中。
以上魅惑の音楽団のみなさんでした♪
「さんぽのき」の作詞家の前田たかひろさんのお友だちの矢野さん、サトシンさんからお写真いただきました。ありがとうございました!
チラシのスキャンは自分でやってみたけど、やっぱりうまく見えないかな↑(・_・;
打ち上げで、さんぽのき♪チームのみなさんと↓
右は、作詞家の許瑛子さん。デビュー作は明菜ちゃんの「サンドベージュ」だそうです。よく歌ってました♪
「さんぽのき」前田たかひろ・原作 サトシン・文 真珠まりこ・絵 文溪堂
歌のCDつき♪「さんぽの木」前田たかひろ・作詞 外山和彦&安田しん二・作曲
魅惑の音楽団の演奏! CDの製作:コロムビアレコード
この本およびCDの著作者印税100%を、東日本大震災で被害にあわれた方がたへの支援金として寄付させていただきます。
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