「もったいないばあさんのてんごくとじごくのはなし」原画展開催中の和歌山県有田川町に伺って、ギャラリートークとワークショップ、保育士さん向けのセミナーと小学校でのおはなし会をさせていただきました。
貼り絵で作っているもったいないばあさんの原画は、厚みがあってぼこぼこしています。
どんなふうに原画を作っているか、ぜひ間近でご覧になってみて下さい。
藤並駅の小さな駅美術館にて２／６まで。

イベント盛り沢山充実の２日間で、大勢の方々とお話しすることができました。

   
田殿小学校でおはなし会　　もったいないばあさんの福笑いワークショップ

  
福笑いを作ったあとは、地獄の赤スープ（ぜんざい）のプレゼント。美味しくいただきました♪

 
のぞいてみると…すごいものが！！               保育士さんのセミナー

 
原画展＠小さな駅美術館

有田川の皆さん♪
いつもあたたかく迎えてくださり、またひとつ古里が増えたような気持ちになりました。
すばらしい展示ものぞき穴も地獄のスープも、何から何まで本当にありがとうございました！

１／１５、東京都荒川区立保育園研究会にてお話をさせていただきました。
大人むけの講演会では、絵本ともったいないばあさんにこめられた深い思いについて
たくさんお話をさせていただくことができるので、子ども向けのおはなし会とは異なった達成感があります。
終了後はお世話をしてくださった先生方と町屋の名店「あつま」で。とっても楽しかったです♪
ありがとうございました！

今年初めてのイベントは、福島から。
１／１０（土）福島県白河市立図書館にて、もったいないばあさんのおはなし会がありました。

白河は東京から１時間ほどで近いです。
お昼に到着して、大福屋さんでおそばをいただきました。ものすごく美味しかった。。
写真上のそば粉を錬ったのの天ぷら絶品。もちろんおそばも。

白河市立図書館は、新しくて立派なとてもすてきな建物です。
勉強スペースの居心地もよく、私もあそこで仕事したいと思いました。

１３：３０からのおはなし会にもたくさんの方が来てくれました。
昨年の絵本ワールドに引き続き来てくださった方々も。いつもありがとうございます。
皆さんが喜んでくださることで、私もまたがんばろうと思います。

田中館長さんはじめ白河市立図書館の皆様、ありがとうございました！
新幹線に乗り遅れてしまいましたが＾＾；おしゃべり楽しかったです。
また皆さんに会える日を楽しみにしています♪

最後に、「なないろどうわ」が大好きと言ってくれたしゅんくんと。
すごく好きで図書館で何度も借りてくるので今日買いましたと、お父さんが教えてくださいました。
うれしい；；♡ありがとうございました♡

１２／１５（月）東海道線に乗って、小田原から湯河原へ。
熱海市立泉小・中学校にて、もったいないばあさんのおはなし会講演会をさせていただきました。
近くの幼稚園の年長さんたちも来てくれて、
幼稚園から中学生までの幅広い年齢のお子さんたちが、学校のランチルームに勢揃い。
絵本の話ばかりだと中学生には物足りないし、
お話が長すぎては幼稚園の子どもたちが退屈かもと悩みながら、
絵本をたくさん読みながらお話する講演会をさせていただきました。
もったいないばあさんから伝えたいことは、ものを大切にするわかりやすい「もったいない」から、
命の大切さを伝える深い「もったいない」の話まで幅広いので、
いろいろな話ができてよかったように思います。

みんな集中してよく聞いてくれました。

給食のカレーライスも一緒に♪ココアプリンも♪
残さないようにおいしくいただきました。ごちそうさまでした！

子どもたちは、小学校から中学までずっと一緒でみんなとっても仲良し。
温かい目の行き届く中でのびのびと、すてきな学校でした♪
ありがとうございました♪

１２／６〜７山形の舟形町へ行きました。
イベントの前の日に入り、主催者の皆さんと懇親会…　の前に、
ずっと一度行ってみたかった、最上川の雪見船に連れて行っていただきました。

つばさの中からも、トンネルをぬけたら雪景色。　　　　コタツ舟で最上川ライン下り。

きれい。水墨画の世界。　　　　　　　　　　白糸の滝？「ここは写真撮る所だにゃ」と船頭さん。

おもしろい船頭さん♪舟歌も♪　　　　案内してくださった佐藤さんと大場さんと私。コタツ舟貸し切り（たまたま）

夜はおいしい山形の幸をいただきながら、主催の舟形町教育委員会＆読み聞かせ連絡協議会の皆さんと。
「そうだにゃ」「にゃー」「にゃ」って語尾につく、このあたりの方言がかわいかったにゃ＾＾。

そして、翌１２／７日曜日
もったいないばあさんのおはなし会講演会をさせていただきました。
雪がしんしん降りしきる朝の10時半から
たくさんの方が集まってくれました。
舟形町では保育園幼稚園〜小学校中学校でも、皆さんの熱心な読みきかせ活動のおかげで
子どもたちが常日頃から絵本に慣れ親しみ、楽しみに待ってくれていたとのこと。
「チョコだるま」のような長いお話も、最後まで集中して見てくれました。

寒くて音頭のはっぴ着ました。もったいないばあさん音頭♪これからも踊ってにゃ♪

舟形町教育委員会の皆さん、読み聞かせ連絡協議会の皆さん、
本の販売をしてくださったアシードの加藤さん、
そして来てくださった皆さん、本当にありがとうございました！

新庄祭りの山車＠新庄駅 with 渡辺さんと伊藤さん。
山形も舟形町も、食べ物美味しく人は優しくあたたかく
とってもいいところでした。また行きたいにゃ＾＾／

ナチュラルですてきな雑誌「かぞくのじかん」vol.30（12/5発売）に寄稿させていただきました。
えほんの誕生日 「もったいない」 と 「わくわく」

よかったらみてね。

★朝日新聞大阪版１１／１１（火）朝刊にて、もったいないばあさんの絵本をご紹介いただきました。
同記事は、１１／２１（金）東京版朝刊にても掲載される予定です。
写真をクリックすると大きくなるので見てみてくださいね。

★そして、私の地元・神戸新聞さんでも、もったいないばあさんの話、
新刊絵本「もったいないばあさんの てんごくとじごくのはなし」についてご紹介いただきました。
昔からの友人が見たよ〜と連絡くれて、ちょっと恥ずかしいけどうれしかった。ありがとね＾＾＊
２０１４年１１月１５日（土）神戸新聞朝刊掲載

★同じ日に取材していただいた読売新聞さんにても。
紙面下の細長いところ↓でご紹介いただきました。
２０１４年１１月２８日（金）読売新聞（大阪版）朝刊掲載

１１／１５奈良の天川村へ。毎年御詣りに伺っている天河弁財天にご縁をいただき、
天川の小学校でもったいないばあさんと考えよう世界のことの話をさせていただくことになりました。
天河弁財天は芸術の神様。絵本がでることになってから毎年欠かさず、沢山の方に読んでもらえますように、
もったいないばあさんのメッセージを世界の人たちにも伝えられますようにと願いをこめて伺ってまいりました。
その天川の小学校でもったいないばあさんの平和の話をさせていただけるのは、とても光栄でうれしいことでした。

↑天川産の木材で造られた校舎。柱も、教室の机とイスも、天川産。↑みんなそろって給食を食べるランチルーム。全部天川産。
給食もおいしくて食べ残しほとんどないそうです。すばらしい！
体育館も天川産の木造建築。とってもすてきでした。天川小学校の皆様、大変お世話になりありがとうございました！

今回私を呼んでくださった天河弁財天社の禰宜さんからたくさんお話を伺えたことも、
私にとってはとても貴重で有難い経験になりました。弁財天さまは水の神様。音の神様。芸術の神様。
ひらめきや知恵を与えてくださるそうです。私もこの夜、新しい絵本のアイデアを思いつきましたよ。
また来年もその次もその次の次も伺います。これからもずっと、どうぞよろしくお願いします。
小学校にもまた遊びに行かせてくださいね。

弁財天社周辺には、ちょうど見頃の紅葉や銀杏の大木がありました。
本当に美しい気持ちのいい所です。

講談社子どもの本通信「dandan」の最新号が発行されました。
１０周年を記念して、もったいないばあさんの特集をしていただいています。

↑最新刊「もったいないばあさんの てんごくとじごくのはなし」の表紙と同じじゃよ。

もったいないばあさん１０年のあゆみ
もったいことしてないかい？と言って、いろいろなところを見に行きました。
まほうのくにへ、江戸時代へ、もりへ、山へ、海へ、天国と地獄へ、そして宇宙にも…？
宇宙からの読みきかせ「もったいないばあさん」

ここには書ききれないほどいろいろなことがありました。
このHPのイベントページ、トピックスにはかなりまとまっているように思いますが、
起きたことすべてわかる年表みたいなのができればいいな。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

dandanに書ききれなかった、
もったいないばあさんにこめた思いをここにはりつけます。
よかったら読んでみてください。

＊

息子が４歳の時に「もったいないから残さないで食べようね」と言うと、
「もったいないってどういう意味？」と聞かれて、うまく答えられなかったことがきっかけで
「もったいないばあさん」が生まれました。「もったいない」を言いかえる他の一言が見当たらず、
「この食べ物がテーブルの上に並ぶまでには、農家の人たちが、雨の日も風の日も田んぼや畑で
野菜やお米を作ってくれて…」と説明しようとしたけれど、４歳の子には長過ぎて、
途中で聞いていないようでした。そこで、読んでなんとなく意味がわかってくれたらと、
絵本を作ることにしました。今は大人も子どもも忙しくて「残してもいいから早くして」
と急かしてしまったり、物が壊れてもまた買えばいいと思うほど安いものがあふれていたり、
子どもたちが「もったいない」の意味がわからない生活をしているのかも…
ということにも気がつきました。私は母や祖母からもったいないと言われて育ち、
もったいないことをすると罪悪感があるけれど、それを子どもにもちゃんと伝えていかないと、わからないのだと。
昔ながらの知恵やものを大切にすること、自然といただく命、
作ってくれた人に感謝して残さないようにいただくことなど、これからも、
もったいないばあさんから大事なことを、わかりやすく伝えていきたいと思います。
最初の本の誕生から10年。「もったいないことしてないかい？」と言って
いろいろな所を見に行くもったいないばあさんは、今度は天国と地獄にやって来ました。
天国にも地獄にも、同じ大きなお鍋と長いスプーンがあります。違うのは、食べ方です。
自分さえ良ければと思わず分け合えば、仲良く笑顔になって、もったいないこともありません。
小さい子でも、絵本を読んで心で思うようになんとなくわかってくれたらいいなと思います。

これからも、もったいないばあさんをどうぞよろしくお願いいたします。

和歌山県の有田川町にて、
第４回有田川町絵本コンクール最終発表＆授賞式がありました。
結果発表はこちら。
力作そろいで審査は難航しました。
皆さんの絵本作家になりたいという願いがかないますように、願ってます。
受賞おめでとうございました♪

授賞式のあとには、受賞者＆審査員の編集者さん、宮西達也さんと私のほか、よしながこうたくさん、
山本孝さん、青山友美さん、高木さんごさん、垂石眞子さん、尾崎眞吾さん、
今年有田川町で原画展をされた作家画家さんもご一緒に、
えほんのひ！プレミアムパーティー♪

絵本にちなんだお菓子やパン、ケーキなどが並び、プレミアムイベントも♪
私は「もったいないばあさんの てんごくとじごくのはなし」を読ませていただきました。

最後には、皆さんと一緒にもったいないばあさん音頭♪　ありがとうございました〜♪

ありりんといっしょ♪        こんなディスプレーも♪ありがとう〜♪

みかん狩りも♪有田川のみかんは最高です♪
みなさん、本当にありがとうございました！