野草摘み
野草摘みに行きました。お友達のみきさんと2年か3年ぶりに。毎年のように、この季節になるといそいそとフキやワラビとりに伺っていた。自然の先生みきさんにおしえてもらったことは、これまでも数々の絵本制作やおばあさんの知恵袋に活かされてきたけど、すっかりとり方を忘れちゃっている。もう忘れないように記録しておこうと思う。
ワラビは、下から茎をなでるようにつまみあげて、ポキっと折れるところでおる。根っこでつながっているので、延長線上に生えている。アク抜きは重曹小さじ1をふりかけて熱湯をかけておいておく。重曹が多すぎるとワラビがどろどろになるので注意。みきさんは、あくぬきしたお湯で布巾を染めたりもするそうだ。栗の渋皮煮のお湯でも。
左から、山椒。この木は雌で、ちょうど花が終わった後の小さな実がついていた。
山椒の葉っぱは、私は、一番好きなハーブかもしれない。山椒のジェノベーゼにしたかったけどそんなに量が多くなかったので、豚肉とアーモンドと炒めてパスタにした。激美味しかった。
ウド。ウドは捨てるところがない。太くて柔かいところは皮をむいて薄切りにして酢水にさらして少し茹でて酢味噌和えに。皮はきんぴらに。葉っぱとかは天ぷらに。新鮮なものはやはり香りが違う。
ワラビ。どこにあるかわかるかな。手前のシダは、ワラビが大きくなったもの。
ギボウシ。これは東北のほうで?うるいとよばれる山菜。食べるときはもう少し小さい若い葉を。ヨーロッパでは玄関先に植えられている植物でホスタとよばれているそう。ホスタとはホスピタリティーのホスタで、おもてなしっていう意味なんだって。
はこべのお花。ものすご〜〜〜く小さくて可愛らしい。写真は実物より大きい気がする。みきさんは子どもたちと遊ぶ時、花びらは何枚でしょうというクイズをするそうだ。10枚に見えるけど、♡の形で実は5枚。
いらくさ。ヨーロッパでは春にこの葉っぱのスープを食べるとか。。ちょっと噛んたらさわやかな風味だった。葉っぱを服につけてペタッとシール遊び。
アク抜き中ワラビ。油揚げと煮るのとナムルに。
フーディーで撮ってみた。ウドの酢味噌和え、きんぴら、天ぷら。
野草の後、近くの沢の源流に連れて行ってもらった。
川の本を作るので、いま少しずつ川歩きを始めたところ。少し前に多摩川の川べりを歩いてみたら、風も道もすごく気持ちよくて、川歩きも趣味のひとつになるかもと思う。