2022/11/5 埼玉県行田市へ
11/5 鹿児島から戻り、今度は埼玉へ。行田市の保育の先生方に、ものすごくたくさんお話して絵描き歌も音頭も踊りました。
コロナ前は、保育士さん向けの夏のセミナーで、時々講師をさせていただいてましたが、
とってもお久しぶり。
フレーベル熊谷のスーパーマン・かとちゃんがうなぎをご馳走してくれて、がんばりました〜!
11/5 鹿児島から戻り、今度は埼玉へ。行田市の保育の先生方に、ものすごくたくさんお話して絵描き歌も音頭も踊りました。
コロナ前は、保育士さん向けの夏のセミナーで、時々講師をさせていただいてましたが、
とってもお久しぶり。
フレーベル熊谷のスーパーマン・かとちゃんがうなぎをご馳走してくれて、がんばりました〜!
11/3
鹿屋市文化会館で、絵本のおはなし会と講演会がありました。
ブックフェスタでのおはなし会と講演会、皆さんに会えて嬉しかったです。
そして、鹿屋のおいしいものとやさしい思いやり、おおらかな気風に出会えて幸せな気持ちになりました。
●11/2
鹿児島空港〜ブックスミスミの北村さんがお迎えくださり、鹿屋へ。
鹿屋市立図書館に拙著絵本のコーナーが❣️
館長の樫田さんとイベントを企画してくださった教育委員会の矢野さん。
おばあちゃんの料理食べ歩き研究家になりたいという私の希望から、鹿屋の郷土料理をおしえていただくことに。やった〜〜!!
先生は、農家民宿・元気印の菜園畑をされている堀之内節子さん。
先生のアシスタントとしてご参加くださった、若き副市長・鈴木さんと上宮田さんと先生と私と。
「がね」とよばれるかき揚げ天ぷら
お芋から作る刺身こんにゃく
落花生豆腐(だきちょおかべとも呼ばれる。梅醤油をのせて絶品!)
がねの衣には、もち米粉とお砂糖たくさんが入って、あま〜くてもちもち。
お漬物と一緒に、お茶請けに、おやつに、よく食べられているそうです。おいしく楽しく、ごちそうさまでした🙏💕
松田クリニックの松田先生にもお会いできてとてもうれしかった、この日の夜ご飯は、すごかった。
竹の中には焼酎が入っていて、竹のコップでのむと、香りがふわっとひろがる。ガラスの模様がすてき。
大将のお話を聞きながら、人生いろいろいただきました。
最初は連れて行ってもらわないと、地元の方も辿り着けないそう。
●11/3
イベントの前に、ブックスミスミ鹿屋店にごあいさつ。拙著コーナーにたくさんの絵本を説明つきで置いていただき感激でした。
イベントの後は、教育委員会のみなさんと、またおいしいものをいただいて、痩せているひまがありません。
赤いドラゴンフルーツと、ムカゴご飯がこの日も前の日も出てきて、めずらしいですねというと、このあたりではよく食べられているとのこと。南国!
教育委員会、生涯学習課のみなさま、本当にお世話になりました🙏💕
●11/4
帰る前に、薔薇の町・鹿屋の、かのやばら園へ。
園の宮地さんにご案内いただいて、バラのおどろく話をたくさんおしえていただきました。
バラの看板の前で、宮地さんと。
ずっとアテンドくださった北村さんと。本当にありがとうございました!!
花びらが葉っぱに突然変異した?!グリーンローズ。もう少しすると、もう少し赤くなるそうです。
今満開のかわいい赤そばの花。
鹿屋の名前がついた、かのやプリンセス。
バラの香りにもいろいろあって、紅茶の香り、フルーティーな強い香りなど。
よく香るものは、観賞用としては長持ちしない。観賞用のものはほとんど香りがない。
手入れをしないと、品種改良前の原種が出てきて、野バラに変わる?!
などなど。
10/30 栃木県で絵本のおはなし会と講演会がありました。イベントにご参加の皆さまと集合写真をここに👇
●午前中に〜おはなしフォーラム〜絵本ができるまで
at 日光市中央公民館
●午後から〜もったいないばあさんのおはなし会 atさくら市氏家図書館
●前日の朝早く家を出て、
日光市読書ボランティア連絡会の皆さんにご案内いただき、日光観光へ。名物ガイド(堂者引きと呼ばれる江戸時代からの公認案内人)の春日さんが面白すぎて、ちょっと歴史好きになったかも。
東照宮は、徳川初代将軍徳川家康公を御祭神におまつりした神社。現在のおもな社殿群は、三代将軍家光公によって1636年に造替された。
以下、春日さんの説明から、心に残った部分をそのまま抜き書きます。
家光公は、現在のお金で500億円総工費を自分で支払った。徳川がどんな世の中を望んでいたか、装飾に込められたさまざまな知恵を後世に伝えるためにガイドも育てた。
・特別公開中東照宮五重塔初重心柱
五重塔の柱が床についておらず、揺れる。地震が起きても崩れない、折れない知恵。スカイツリーの耐震構造にも応用されているそう。
・有名な、「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻がある神厩舎
猿の彫刻で人間の一生が風刺されているとのこと。
猿のお母さんが微笑む顔を見て子ども安心している姿から始まる。
木に立ってみると書いて「親」。身が美しいとかいて「躾」。
子どもがわるいことを見たり聞いたり言ったりしないように、ちゃんと見せなさい。そうしたら、こどもは自分で、自分の力で歩いていく。資源がない日本では、子どもたちが資源だから。。。etc
などの提言が描かれている。
・陽明門
日暮らしの門と呼ばれるのは、1日中見ていても飽きないから。
龍がそれぞれちがう口の開け方で装飾されている=十人十色。みんな違うということ。
表で、集団で遊ぶことをすすめている。
子どもたちが外で遊べて、戦のない国を目指しなさい。
違いを認めあえば、争いがなくなり、子どもたちが遊べる。平和な国になる。
という教え。
(外国人観光客がとても多くてびっくり。コロナ前はもっと多かったそうだけど)
・逆柱
魔除けの逆さ柱。渦巻きの巻き方が、1箇所だけ逆になっている。
完成を求めない、という知恵。
完成したらそこでおわる。1箇所だけ逆さにして、わざわざ完成させない、昔の人の用心深さ。
・唐門
龍が寄せ木細工で作られている。真ん中に家康公のお顔。
・146年ぶりに、昔と同じ工法で塗り替えられた相輪とう
天下泰平のため
・表門をくぐり見上げると、どこに立っても龍と目が合う。
・三神庫(写真なし)
想像で描かれた象の大きな彫刻。
長崎についた象。大きく重い象をどうやって江戸まで運ぶか悩み、歩いてもらうことになった。道中沿道の人たちは、象のために、小石があたって足が痛くないように道を掃いた。
これが日本のおもてなし。「おもてなし」とは、裏がないこと。
日本人は言われなくても、人のためにご奉仕する。
昔の人は知識がないようで、ひらめきがある。
字を見るだけでなく、字をよむ。
日光のみのもんたさんと言われる春日さんと、日光市読書ボランティア連絡会の皆さんと。
日光名物・湯波料理 とってもおいしゅうごちそうさまでした🙏💕
京都は湯葉とかき、日光は湯波とかく。
●お昼の後、田母沢御用邸へ。
御用邸の中に入れるなんて!襖絵は、紙の襖ではなく、板に描かれているのが素敵。紀州藩のお屋敷のものを使われているとのこと。梅の絵が描かれている壁も。
お庭の紅葉も美しい。2階の一番景色の良いお部屋に、三種の神器が収められていた。
●10/30午後のおはなし会は、さくら市の氏家図書館へ。
アリスの会の皆さんが、心をこめてお迎えしますと、かわいいお面をたくさん作ってくださいました。
日光でお会いした方々もすごく優しくて穏やかで、良いところだな〜と思いました。
皆さま本当に、ありがとうございました❣️❣️
●しもつかれ
栃木の郷土料理。大根とにんじんと鮭の頭。家によって味付けが違い、7軒食べたら大体の味になる?!そうです。やさしくてあたたかいお味でした🙏
10/23蒲郡ラグーナビーチ「こどもがわらうとせかいがわらう」にて
もったいないばあさんのおはなし会がありました。
絵本を読んだり絵描きうたで遊んだり
海からの風にふかれながら、
もったいないばあさん音頭も盛り上がりました♪
そのようす👉
豊橋の書店さん・豊川堂の高須さんが、
会場に私の本の専門店もったいない堂をオープンしましたと、たくさんご用意くださって感激;o;/
子どもが笑うと世界が笑うって、素敵でほんとですね。
日本最北の村・猿払村は、ホタテづくしの2日間。こんなにホタテ食べたことない。ここに来ないと食べられない。特別最最高のごちそうさまでした🙏❣️副村長さんにいただいた村の新たな名産品・赤いイチゴと白いイチゴも宝石のように美味しかったです。
9/2 猿払村立拓心中学校にて「もったいないばあさんと考えよう世界のこと」の話をさせていただき、
写真は、9/3鬼志別保育所子育て支援センターにて保育者さん向けにもったいないばあさんの話の後、音頭のポーズで(撮影の時だけマスク取りました)
猿払村の皆さまありがとうございました❣️
大人気ホタテ丼@さるふつまるごと館
手作りのウェルカムボードに感激♡迎えに来てくださった稚内駅で。
9/3鬼志別保育所にて、保育者さん向けにもったいないばあさんの話の後、音頭のポーズで(撮影の時だけマスク取りました)
稚内の白い道。帆立の貝殻を敷き詰めているそうです。利尻富士も綺麗に見えました。
もったいないばあさん@日本最北端の地・宗谷岬
サハリンに泳いでいけそう。コロナ禍前は、中学生が交換ホームステイなどの交流があったそうです。
8/27札幌のこども人形劇場こぐま座にて絵本のおはなし会と講演会がありました。
こぐま座のある中島児童会館は、日本で初めてつくられた公立の児童会館で、今年で73歳。
こぐま座も、日本で初めての公立の、子どものための専門人形劇場(46年目)なのだそうです。
戦後間もない、物資もままならない時に、子どもたちの未来のためにと、大人が汗をかいてつくった子どもの城… なのだと。
私も人形劇が大大大好き。みんなも大好きな人形劇が、こぐま座でずっと観られますように❣️
午前中絵本のおはなし会
午後から大人の方にもったいないばあさんの話(参加の方々は撮影の時だけマスク取りました)
もったいないばあさん音頭ひろみ師匠と♪
こぐま座・中島児童会館の皆さんと♡
2022/7/30(土)
午前中は、岐阜の絵本と童話のお店・おおきな木さんで、絵本のおはなし会。暑さにもコロナにもまけず、きてくれた子どもたちと皆さんと元気に楽しく絵本で遊びました。三四郎さんのギターでもったいないばあさんのえかき歌と音頭も♪
メディアコスモス総合プロデューサーの吉成さんと、館長の川合さん、お休みの日にお子さんと来てくださった司書さん、そして私の講演を企画してくださった図書館の服部さんと。
こちらの図書館は、フィンランドよりすてきだと思う。日本にもすばらしい木材とデザインと本と生きている人たちがたくさんいること、自慢したい 。
終了後図書館の皆さんともたくさんお話できてよかった。感染状況によりむつかしいかもでしたが、お茶会ご用意くださり、お茶だけであんなにいろいろお話できるなんて。また続きのお話できる日が、きっときますように❣️
***
イベントの前の日に…
お友だちのヨッシーさんと木遊館へ♪ こちらもすばらしい木の香り✨
高山に伝わる子どもの守り神さるぼぼがモデルの積み木だそう。
スプーンクラブでヨッシーさんの先生が作ってくださったシンジュの木のスプーン❣️スプーンは木を削る時の音や香りにいやされてはまるそうです。参加した〜い。
鵜飼見物の舟に乗り、川の水にひたしながら仰ぐうちわ。涼しい工夫ですね。
今度は舟にも乗りたいな。
●「もったいない」のもったい(勿体)とは、あるべき姿のこと。私はあるべき姿とは、循環だと思うんです。自然もものも、循環しないのがもったいない。使い捨てではなく、また生かされる流れの中で暮らしていきたいですね。
倉敷からの帰りに、大阪の姉と待ち合わせして、奈良の天河大辨財天社におまいりにいきました。
毎年お願いしている宮司さんにご祈祷いただき、「もったいない」について👆のように話していると、きいていた姉が「いい話やね」と感心してくれました。
その帰り道の車中で、
まもなく出版される特集雑誌(絵本で学ぶSDGs)のインタビュー記事について、編集者さんと電話で話していると、またやりとりを聞いていた姉が、「その記事には、まりちゃんがさっき宮司さんに言ってた、もったいないの、循環の話も載るんだよね?」と聞くのです。
「それは、、のらないねん」と言うと、「え、なんで?いい話やのに。循環しないのがもったいないって、それこそSDGsの本質なんじゃないの?」と姉に言われ、はっとしました。ほんまや。
それからまたすぐ編集者さんに電話して、一番大事なフレーズが抜けていたとお詫びお願いすると、締め切りはとうにすぎてるのに修正してくださり、無事記事の中に盛り込むことができました。
もしも、あの日、あのとき、姉と天河に行かなければ、宮司さんともったいないの話をしなければ、このフレーズは、載らなかったかもしれない。姉の言う通り、本質的なすごく大事なことなのに。
神さまに救われた気がしました🙏
『絵本で学ぶSDGs』は、特集を企画された、絵本でSDGs推進協会の朝日仁美さんが、私のインタビューをしてくださいました。よかったらぜひご一読くださいませ。8月下旬別冊太陽のシリーズとして平凡社より出版予定です。
●もったいないばあさんとSDGsについて
この機会に、長文となり恐縮ですが、私の考えを書かせてください。
記事の中にも書かれていますが、もったいないばあさんは、SDGsという言葉が普及する前に出版されました。なによりもまず、絵本として楽しんでほしいと思っています。SDGsという言葉が普及してからは、宣伝文句として本の帯に書かれるようになりましたが、もったいないばあさんからSDGsという言葉を使ったことは一度もなく、もったいないばあさんの本がまるでSDGsのために作られたと思われないように、あまりにそればかりになりすぎないように、私自身は表現の仕方にとても気を遣っています。
とはいえ、『もったいないばあさんと考えよう世界のこと』の内容は、SDGsそのものだと思うし、わかりやすいツールの一つとしてお使いいただけたらよいなと思います。
「もったいない」は、命の大切さを伝える言葉。私たちが生きていくためにいただく命、自然の恵みに感謝して、大切にする。じゃないともったいない。いま地球で起きている問題は命を一番に考えていたら起きなかったと思うことばかり。「自分さえよければと思わず分け合う気持ちがあれば」「命はすべてつながっていて、ひとつひとつの命が大切なんじゃよ」という、もったいないばあさんからのメッセージがSDGsの理解につながれば、と。
もったいないばあさんのワールドレポート展の内容の講演会タイトルに、主催者のご希望により、もったいないばあさんと考えよう世界のこととSDGs、というタイトルが使われることがありますが、上のことに気づいてから今後は、私がお話するタイトルは本と同じく「もったいないばあさんと考えよう世界のこと」にできるだけ統一させていただきたいと考えています。お話する内容は同じなんですけど。。
SDGsの授業よりもったいないばあさんの話の方がわかりやすくて心に響くと、言われることがあります。伝えたいこと、目的は同じだと思うので、わかりやすく理解するために、よかったら、SDGsの話や授業の時に、もったいないばあさんの本を使ってもらえたらと思います。
子どもたちには、ただ絵本として楽しんでもらうのが一番です。
写真は、奥伊勢の別宮にて。